痛恨ドローでなでしこの五輪出場は他力のみ…宮間、先制直後の被弾に「甘いと思う」

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[3.2 リオ五輪女子アジア最終予選 日本女子1-1韓国女子 金鳥スタ]

 勝てた試合を落とした。誰もが抱いた感想だろう。後半39分にFW岩渕真奈のゴールで待望の先制点を奪った日本女子代表(なでしこジャパン)だが、3分後の同42分に同点被弾。4大会連続の五輪出場権が遠のく痛恨ドロー。主将MF宮間あやは「勝つことしか考えていなかった。結果は残念です」と声を落とした。

 チャンスはあった。宮間も持ち味の正確なキックで決定機を演出。CKの場面では何度もMF川村優理に合わせるクロスで韓国ゴールを目指した。「攻撃の形としてはいい形が出ていた」。しかしチャンスの割に1点しか奪えなかったなでしこは、ワンチャンスを決められドロー。「残り時間を考えれば、もう少し後ろを固めてもよかった。結果論ですが、甘いのかなと思う」。

 1分1敗で五輪出場へ黄色信号。出場権獲得には他力が必要になった。ただ宮間は、「チャンスはある」と話すように、最後まであきらめるつもりはもちろんない。「余計なことを考えずに残り3試合を勝ちに行くことだけを考えたい」。聞こえる『澤穂希がいなければいけないのか』の声。封じ込める方法は結果を出すことしかない。

(取材・文 児玉幸洋)
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