2日、中国浙江省杭州市で起きた大規模な廃棄物垂れ流し事件について、同市の裁判所は関連企業と関係者に合わせて約15億円の罰金を言い渡した。資料写真。

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2016年3月2日、中国浙江省杭州市で起きた大規模な廃棄物垂れ流し事件について、同市の裁判所は関連企業と関係者に合わせて8690万元(約15億円)の罰金を言い渡した。京華時報が伝えた。

同市の除草剤に使われる農薬を製造する大手企業は、製造過程で発生する危険な廃棄物を多く抱え、生産作業に影響を及ぼし始めたため、工場長など関係者らは処理コストを抑える目的で廃棄物の処理資格を持たない企業に処理作業を依頼。処理企業は同市のほか、江西省や山東省などでも廃棄物を不法投棄し、その量は2万6000トンに上った。杭州市余杭区の河川では2600トンの廃棄物が垂れ流され、河川の水質が著しく汚染された。汚染の修復には8000万元余り(約13億8000万円)の費用が必要だという。

このほど行われた二審判決では、関係者10人にそれぞれ5〜300万元(約86〜5200万円)の罰金と1〜9年の懲役刑が言い渡され、関連企業3社に対して合計7840万元(約13億5000万円)の罰金が科せられた。(翻訳・編集/内山)