2in1タブレットPCやノートPCを「フルPC」に変身させる！ 最新のドッキングステーションがすごい
しかし、2in1タブレットPCにも、大きな弱点がある、
2in1タブレットPCは持ち開くために、ギリギリまで軽量化や薄型化を計っている結果、拡張性が極端に低い製品が多いことだ。
実際、パソコンでもっとも多く使うUSBが1ポートしかないタブレットPCが多い。
つまり、USBマウスやキーボード、外付けHDD、プリンターなどのUSB機器や、外部ディスプレイの接続など、複数の機器を同時に使おうとすると接続するポートがまったく足りなくなる。
では、どうしたらよいだろうか？
そこで、便利なアイテムが「ドッキングステーション」だ。
これさえあれば、2in1タブレットPCがデスクトップPCやハイエンドノートPCに劣らない高機能PCに変身できる。
■最大3画面も可能なドッキングステーション サンワダイレクト「400-VGA009」
2016年3月2日に発表されたサンワダイレクト「400-VGA009」は、本体サイズが181.5W×77.2D×31.1Hmm、重さ約365gと、持ち歩けるほどコンパクトながら、様々な周辺機器が使えるようになるドッキングステーションだ。
直販価格は、1万6,481円（税抜）。2016年3月3日より出荷予定。
このドッキングステーション「400-VGA009」は、コンパクトな本体ながら、
・HDMI/DVI端子
・LANポート
・USB2.0×4ポート
・USB3.0×2ポート
・ヘッドフォン・マイク端子
と、十分な端子を搭載しており、2in1タブレットPCで様々な機器を使うことができるようになる。これ1つあれば、キーボードやマウス、液晶ディスプレイ、外付けHDDをはじめ、ディスプレイや周辺機器を一括管理できるのだ。
特にディスプレイ端子は、HDMIとDVIポートを搭載しているので、2種類の液晶ディスプレイを接続することができる。
たとえば、
・同じ画面を表示する複製モード
・2画面をつなげてひとつの大画面にできる拡張モード
と、使い分けることができる。
さらにHDMIとDVIポートの同時に使えるので、タブレットPCの画面と合わせて、最大3画面での表示までできる。
最大3画面も可能なドッキングステーション サンワダイレクト「400-VGA009」
■タブレットやキーボードの台座にある J5 create「piccolo JUD530」
スマートでスタイリッシュなドッキングステーションなら、笛のようなフォルムのJ5 create「piccolo JUD530」だ。
Amazonでの価格は、1万72円（税込）。
Piccolo（ピッコロ）と聞いて、鳥山明氏のドラゴンボールに登場する人気キャラクター「ピッコロ（大魔王）」を思い浮かべる人もいるだろう。そう！ このドッキングステーションは、楽器の「ピッコロ」からネーミングされた製品なのだ。
搭載端子としては、
・HDMI/VGA端子
・LANポート
・USB3.0×3ポート
・ヘッドフォン・マイク端子
と、こちらも小型ながら充実している。
「piccolo JUD530」の最大のメリットは。2in1タブレットPCを「piccolo JUD530」の上に置くことで、適度な傾斜を付けられる台座として利用できるところだ。
キーボードの下にいれれば、適度な傾斜でキーも打ちやすくなるだろう。
本体サイズは、301W×28.5H×22D mm。重さは、約106.5 g (ケーブルを含む)。
タブレットやキーボードの台座にある J5 create「piccolo JUD530」
■持ち歩きに最適、とにかく小さい スターテック「USB3SMDOCKHV」
持ち歩くことを優先するなら、スターテック「USB3SMDOCKHV」がオススメだ。
Amazonでの価格は、1万1,649円（税込）
搭載端子は、
・HDMI/VGA端子
・LANポート
・USB 3.0×1
と、シンプルだが、持ち歩く際でも邪魔にならないほど、とにかくコンパクトなのだ。
本体サイズは、55W×125D×17Hmm。重さは181g。
荷物をできる限り少なく、軽くしたい人なら、このコンパクトさはかなり魅力的だ。
自宅や仕事場の液晶ディスプレイに繋げることができるので、タブレットPCと本製品だけを持ち歩いても、かなり利便性がアップする。
持ち歩きに最適、とにかく小さい スターテック「USB3SMDOCKHV」
ドッキングステーションは、人気の2in1タブレットPCやモバイルノートPCを2倍、3倍に使えるようにする必須アイテムといっていいだろう。
ITライフハック 関口哲司
