低調なでしこ、必勝の韓国戦はミスから失点で逃げ切れずドロー《リオ五輪アジア最終予選》

写真拡大

▽なでしこジャパンは2日、リオ五輪アジア最終予選の第2戦・韓国女子代表戦に臨み、1-1で試合を終えた。

▽4大会連続の五輪出場を目指すなでしこジャパンは、初戦のオーストラリア女子代表戦を1-3で落としたメンバーから6選手を変更。GK福元、DF近賀、DF田中、DF上尾野辺、MF川村、FW横山が先発に名を連ねた。

▽立ち上がりからハイプレスで主導権を握りにかかったなでしこジャパンは、4分に決定的な場面をつくる。左サイドハーフに入った横山がボックス左手前で仕掛けると、思いきりよく右足を振る。鋭いシュートがゴールに飛ぶも、これはバーに直撃。さらに、こぼれ球を押し込もうとした大儀見のヘディングシュートも、枠を捉えられない。

▽ハーフタイムにかけても、左サイドを軸に攻めるなでしこジャパンが押し気味に試合を進める。しかし、[4-2-3-1]のトップ下に入った宮間と最前線の大儀見に良質な縦パスをなかなか供給できず、決定機を生み出せない。それでも、39分には先制のチャンス。宮間の右CKに正面の川村がヘディングで合わせたが、シュートはわずかに枠の左に外れた。

▽0-0で迎えた後半も、前半と同様の展開となる。なでしこジャパンはボール保持率を高めるものの、アタッキングサードでのアイデアを欠いてチャンスをつくれない。佐々木監督は59分、セントラルMF上尾野辺に代えてFW岩渕を前線に投入。宮間のポジションを一列下げる。

▽しかし、なでしこジャパンは70分にピンチを迎える。左サイドからクロスを入れられると、対応したDF近賀が相手と交錯して倒れたところでハンドを取られてしまう。しかし、この場面で与えたPKをGK福元が圧巻のストップ。こぼれ球も素早くリカバリーして足でクリアし、得点を許さない。

▽すると、なでしこジャパンは84分に均衡を破る。右サイドの川澄が入れたクロスに韓国GKが飛び出すも触れず、うまく頭で合わせた岩渕が無人のゴールに流し込んだ。

▽このまま逃げ切りたかったなでしこジャパンだが、わずか3分後に同点とされてしまう。左サイドからクロスを入れられると、GK福元がキャッチした後にDF熊谷と接触。ボールをこぼしてしまうと、これをチョン・ソルビンに蹴り込まれた。

▽結局、試合はそのまま終了。ミスから同点に追いつかれたなでしこジャパンは、2戦で1分け1敗と、五輪出場権獲得に向けて早くも崖っぷちに立たされた。

◆第2節結果

オーストラリア 9-0 ベトナム

北朝鮮 1-1 中国

日本 1-1 韓国

◆順位表(※第2節終了時)

[勝/分/敗/得失]勝ち点

1.オーストラリア [2/0/0/+11]6

2.中国 [1/1/0/+2]4

3.北朝鮮 [0/2/0/0]2

4.韓国 [0/2/0/0]2

5.日本 [0/1/1/-2]1

6.ベトナム [0/0/2/-11]0