民進党の蔡英文主席

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(台北 2日 中央社)民進党の蔡英文主席は2日、党の中央常務委員などの提案を受け、5月20日の総統就任後も同党の主席を続けることを決めた。だが、蔡氏は2009年に国民党主席選挙への出馬を表明した馬総統を批判しており、インターネット上では失望や批判の声が上がっている。

蔡氏は、陳水扁氏も総統任期中、民進党主席を兼任したことがあるが、当時の同党は立法院(国会)では少数派だったとする一方、国民党が4分の3の議席を有する状況で馬総統が主席になれば、台湾の憲政体制は完全にバランスとコントロールを失うと批判していた。民進党は今年1月に行われた立法委員(国会議員)選挙で初の単独過半数を獲得している。

インターネット掲示板「PTT」では、「国民党も民進党もどちらもひどい」「これは擁護できない」などといった声が出ている。一方、「時期や状況が違う」「国を売る独裁より台湾独立の独裁の方がましだ」と一定の理解を示すコメントも見られた。

(葉素萍/編集:杉野浩司)