文化部提供

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(台北 2日 中央社)国立台湾歴史博物館(台南市)で2日、台湾の人としては初めてオリンピックに出場した陸上競技選手、張星賢さん(1910〜1989)の生涯を紹介する特別展が開幕した。当時の活躍のほか、時代に翻弄された複雑なアイデンティティーにも迫る。

台中商業学校在学時の1928(昭和3)年に陸上競技を始め、早稲田大学進学後の1932年、ロサンゼルス五輪に出場した。

卒業後は南満州鉄道に就職したが、その間も陸上への情熱を忘れず1936年にはベルリン五輪に出場。中国大陸での勤務を経て終戦後に台湾へ戻ってからも台湾省陸上競技協会の会長を務めるなどした。

今回の特別展では、豊富な写真や資料を展示。台湾と日本、満州、中国大陸で活躍した張さんの一生涯を、自身の自伝を引用しながら振り返っている。9月4日まで。

(編集:齊藤啓介)