負けが許されない韓国戦でスタメンに抜擢された横山。オーストラリア戦では、前線で起点を作るなど良い動きを見せた。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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  女子サッカーのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の日本対韓国は3月2日、キンチョウスタジアムで19時35分にキックオフされた。

 日本は第1戦のオーストラリア戦から先発6名を入れ替え、フォーメーションも4-4-2から4-2-3-1に変更。スタメンは、GK福元、DFは右サイドから近賀、田中、熊谷、有吉。中盤はボランチに上尾野辺と川村が入り、2列目には右サイドから川澄、宮間、横山と並んだ。1トップには大儀見が起用された。

​ 試合は立ち上がりから日本がペースを握った。中盤を厚くして臨んだ日本は、左サイドの横山が再三鋭いドリブル突破を見せるなど韓国を押し込んでいく。15分には横山が左サイドを突破し、クロスを上げるも、飛び込んだ川村にわずかに合わず。

 その後も日本は、川村のボール奪取などからテンポの良い攻撃を見せるなど、主導権を握って試合を進めた。

 しかし、前半はシュート8本を放つなど、チャンスを作り出したものの決め切れず、日本は0-0で前半を折り返した。

 後半に入っても日本ペースは変わらず。しかし、チャンスは生み出すもののなかなかゴールにつながらない。59分には上尾野辺に代えて、切り札の岩渕を投入した。

 70分、日本に大ピンチが訪れる。韓国の右サイドからのクロスに対応した近賀がペナルティエリア内でハンドを取られ、PKを献上してしまう。しかし、ここでGK福元がキッカーのチ・ソヨンのシュートを読み切り、見事にストップ。なんとかピンチを凌いだ。

 78分、日本は中盤でのボール奪取から岩渕、宮間とつなぎ、韓国ゴールに迫るが、宮間のシュートはGKにキャッチされた。

 そして日本に待望の先制点が生れたのは84分。右サイドからの川澄のクロスに、ペナルティエリア内中央で待ち構えていた岩渕がヘディングで合わせ、ゴールに流し込んだ。日本がついに均衡を破った。

 しかし、日本は87分、韓国の右サイドからのクロスにGK福元とDFが交錯。こぼれたボールをチョン・ソルビンに叩き込まれ、1-1の同点に追いつかれた。

 日本は最後まで勝利を目指し、猛攻を仕掛け、韓国ゴールに迫る。ロスタイムには岩渕がビッグチャンスを迎えるもタイミングが合わず、シュートはミートせず。結局、試合は1-1で終了した。

 日本は第2戦を終えて、勝点1の5位となっている。日本は3月4日(金)に勝点4で2位の中国との第3戦を迎える。日本はこの試合に勝てば、順位を大きく浮上させる可能性もありそうだ。