「切断する管を間違えたら、こんな大変なことになるとは知りませんでしたよ」と作業員男性は語った。中国山西省メディアの三晋都市報が伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 「切断する管を間違えたら、こんな大変なことになるとは知りませんでしたよ」と作業員男性は語った。中国山西省メディアの三晋都市報が伝えた。

 作業員は、同省太原市内にあるマンションの室内改装を請け負った。2月29日には、もう正午になろうとしていたが、手を休めていなかった。

 改装では、厨房からトイレに通じる水道管の位置を変えることになっていた。水道管のすぐ近くにはガス管も通っていた。同じ色に塗装されていた。

 作業員は水道の元栓を閉めた。きちんとしまっているか確認をした。そして電動カッターを使って、“水道管”を切断した。しかし実際には、作業員が「水道管」と思い込んでいたのは「ガス管」だった。簡単に切断できた。ガス臭がしたが、気にしなかった。

 そして、管のもう1カ所を切断しようとした。カッターの歯が金属製の管に当たった。火花が散った。「ドン!」――。爆発した。

 その瞬間は何がなんだか分からなかった。顔部分に熱さを感じただけだった。窓ガラスが粉砕されて、屋外に飛び散った。窓枠もはずれた。

 建物に爆発音が轟いたので、大騒ぎになった。地区管理の係員が飛んできた。ガス会社の職員も駆けつけ、ガスの元栓を閉めた。男性は病院に搬送された。露出していた顔部分にやけどを負った。衣服も燃え出したが、すぐに消し止められた。

 男性は治療後、「思い出しただけでも、動悸が激しくなる」とショックを語った。「室内改装の仕事を初めて20年以上になります。経験も積んできましたが、切断する管を間違えたら、こんな大変なことになるとは知りませんでしたよ」という。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)