1日、人民網によると、香港の裁判所は粉ミルクを不法に持ち出そうとした中国人の男に対して禁固6カ月を言い渡した。写真は粉ミルク。

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2016年3月1日、人民網によると、香港の裁判所は粉ミルクを不法に持ち出そうとした中国人の男に対して禁固6カ月を言い渡した。関連の規定が成立して以来、最も重い判決となる。

香港で2013年3月1日から施行された輸出入に関する規定では、粉ミルクの輸出を原則として禁止し、個人であっても香港を離れる際に携帯できる数量は1人1日1.8キロ(およそ2缶)までと制限されている。違反者には50万香港ドル(約750万円)の罰金または禁固2年が科せられる。男は昨年12月、香港を離れる際に85キロもの粉ミルクを所持していた。

香港では同規定を施行して以降、1万3000人の違反者が出ており、そのうち626人に禁固刑が下されている。

中国本土では国産の粉ミルクに対する信頼が低く、安全面から海外産の粉ミルクを求める消費者が多い。そのため、海外で粉ミルクを買い占め、本土の客に転売するという個人や企業が多数存在していて、現地の粉ミルクが品薄になるなどの問題が起きている。(翻訳・編集/北田)