言い訳ばっかりで「素直じゃない人」は、企業の役員レベルの人から見ると「残念な人」に見えるようです。銀座の美人ママによるメルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』では、素直じゃない人とはどういう人なのか? そして、そう思われないようにするためのママ直伝会話術もご紹介していますよ。

「素直じゃない」と言われてしまう人の特徴って?

お店にみえて下さる大手企業の役員の方や中小企業の役員の方と話していて、ご自身たちが出会った『残念な人』を表現するのに使われている共通の言葉が5つあります。

それは「素直じゃない」「可愛げがない」「礼儀を知らない」「常識がない」「愛想がない」です。

この5つの言葉は『残念な人』を表現する時に使われいている言葉です。

自分が気がつかないうちに残念な人になってしまわないためにも、どんな人が残念な人と言われてしまうのか知ることが大切です。

今回は『素直じゃない人』と言われてしまう人の10の特徴のうちの2つをお伝えしたいと思います。

まずは『素直』とは何なのかについて考えてみたいと思います。

辞書を引いてみたら『素直』とは「性格や態度にひねたところがなく、あえて人に逆らったりしないさま」とありました。

素直な人と素直じゃない人が居たら、どちらの人の方が周りの人から大切にされ、可愛がられ、愛されるかは質問するまでもありません。

そんな『素直な人』になるためにも、「素直じゃない人」とは、どういう人のことをいうのかを知ることで、素直じゃない人がやっていることを、もし、自分がしていたらそれを止めるだけで『素直な人』になることができます。

そして、自分のまわりに「素直じゃない人」がいたとしても、その人がなぜ素直になれないのかを理解することができ、あなた自身の心が寛大になれます。

また、素直じゃないと感じさせるところがどういうところなのかを、素直じゃない相手に明確に説明でき、素直になるためにはどうしたらいいのかを助言できるようになれるはずです。

本人は自分の考えや意見、思いを口にしているつもりだけど、言い訳や屁理屈にしか聞こえない。

本人には悪気がなく自分の考えや意見、思いをただ口にしているつもりだけど、聞いている方からしたら言い訳や屁理屈にしか聞こえないことを口にしている。

そんな人も人から「素直じゃない」と言われてしまいます。

過去に傷ついた経験から自己防衛の気持ちが強くなったりして、自分に対する注意や批判、アドバイスを受け止められず、何かにつけてつい反論してしまうのかもしれません。

言い訳や屁理屈を口にする人の多くは話しているうちに話の論点がズレてきたり話の内容までもが変わってくることがあり、

「正直、この人…何言ってるのかわからない」

と周りに感じさせます。

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しかも、当の本人は論点や話している内容が変わっていることに気づいていないので、自分が話している内容を理解できない相手が悪いとかおかしいとか賢くないと思っているところがタチがよくありません。

また、時にそういう人は「待ち合わせなどによく遅れる人」で「やらなくてはいけないことなどを先延ばしにしやすい人」「報告・連絡・相談をしない人」です。

時間にルーズだから言い訳しなくてはいけなくなり、段取りが下手だったり、報告・連絡・相談をしないから言い訳しなくてはいけなくなる出来事を自ら作り出してしまうのだと思いますが…。

自分のスケジュールの管理ができない人は、日本で社会人として生活するにはなかなか難しいところがあります。

時間にルーズな人間は人からの信用を得ずらいからです。

先を読み段取りをすることで時間にルーズなところは改善されます。 まずは、先を読み段取りをすることを考える時間を作り出すことが大切です。

そして、今やれることは今すぐにやり、やれないことはいつやるか日付を決めるか、いつまでにやるのか期日を決めてやることでやれるようになります。

また、言い訳や屁理屈を言う人は自己評価が周りが思っているよりも高く、我が儘で自己中心的な考えを持ち合わせている場合もあります。

人の評価を気にし過ぎる必要もないですし、誰かに自分の価値を決められる必要や権利もないと思いますが、必要以上にプライドが高かったり、しなくていいところで意地を張ってしまったりすることで得することは何もありません。

言い訳や屁理屈ばかり人と過ごす時間は疲れるしイライラします。

やらない理由やできない理由を探して言い訳するよりも、それをやるためにはどうしたらいいのか、できるようになるにはどうしたらいいのかを考えて、それを言葉にしたり行動に移したほうが、人生はより豊かになるのではないかと思うのです。

「言い訳してる」とか「屁理屈を言ってる」と言われないための会話術としては、どんな時もまずは相手の意見を静かに最後まで聞き、そういう考えもあるのか、そう受け止められることもあるのかと相手の考えを一度は受け入れ、それを認める言葉を相手に伝え、その後に、クッション言葉を入れて自分の考えや意見、思いを口にすることで相手にも自分の話を受け止めてもらいやすくなると思います。

ちなみに、『クッション言葉』とは「異論」や「反論」という相手とは何か違う意見を言いたかったり、「拒否」といった受けられない何かがありお断りすることなどの言いづらいことを言う時や、「依頼」などお願いごとをする時や「謝罪」謝る時など、これから話すことを相手が受け取りやすくするために、言いたいことの前に添える言葉のことを言います。

クッション言葉を使うことで直接的な表現を避け丁寧で優しい印象を相手に与えることができます。 否定的な言葉や言いにくい内容も、相手に失礼にならず伝えることができるので、よりよい人間関係を築くことができるようになります。

クッション言葉の例

「もし、よろしければ」「お手数をおかけしますが」

「せっかくですが」「お役に立てず大変恐縮でございますが」

「おかげさまで」「私事で恐縮ですが」

image by: Shutterstock

 

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出典元:まぐまぐニュース!