2月27日、江蘇省蘇州市呉江区の交差点で、前方のワゴン車が発進する際に後部のドアが開き、幼児が投げ出された。ところが運転手は放り出された幼児に気が付かずそのまま前進してしまった。

写真拡大

2016年3月2日、中国ではまだまだ交通安全への意識は低く、シートベルトをしないことやチャイルドシートが設置されていないのは珍しいことではない。ただこうした安全措置を怠ると思いがけない事故が発生する。先月27日、江蘇省蘇州市呉江区の交差点で、前方のワゴン車が発進する際に後部のドアが開き、幼児が投げ出された。ところが運転手は放り出された幼児に気が付かずそのまま前進してしまった。

幼児は車の後を追っていたが、そこは大きな交差点でいつ事故が起きてもおかしくない状況だった。幸いにも目撃した男性がすぐに車を止め同僚の女性が子どもを保護。その後2人は泣きじゃくる幼児をなだめながらワゴン車の後を追い、幼児がいないことに気が付いたワゴン車の運転手が引き返し無事帰された。

中国メディアの報道によると、ワゴン車の運転手は幼児の祖父で、当日幼児は助手席に座り遊んでいるうちに後部座席に移動した。ワゴン車は少し前に追突され後部ドアが故障していたため幼児が触った拍子に開いてしまったという。幼児の祖父は2人に感謝を伝えていたが、チャイルドシートがあれば防げた事故だったかもしれない。こうした事態を防ぐためにもチャイルドシートを設置するよう警察が呼び掛けている。(翻訳・編集/内山)