29日、中国の店頭市場「新三板」の上場企業でこのほど、経営陣が集団で辞職したことを受け、67歳の退職女性が董事長(会長)、総経理(社長)、董事会(取締役会)秘書役に就任するという異例の人事が行われた。写真は中国の証券取引所。

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2016年2月29日、中国メディア・網易によると、中国の店頭市場「新三板」の上場企業で、経営陣が集団で辞職したことを受け、67歳の退職女性が董事長(会長)、総経理(社長)、董事会(取締役会)秘書役に就任するという異例の人事が行われた。

無線通信ソリューションなどを提供する上海市の企業、展唐科技が25日、この人事を発表した。

記事によると、同社は供給業者への支払いが滞ったことなどにより経営陣が集団で辞職。新しく会長に就任した女性は、紡績工場で工場長を務め1999年に退職。通信業界での勤務経験はないという。

記事は「67歳の退職女性が展唐科技を起死回生させ、新三板に残れるかは、今後の推移を見守るしかない」とした上で、「新三板登録企業で董事長が交代するのは珍しいことではない」とも指摘。昨年は登録企業のうち76社で董事長が交代している。(翻訳・編集/柳川)