1日、中国から陸路でラオスを経由しタイへ自動車で入国する中国人が増えている。タイ政府は、中国人による交通事故や交通法違反が国内で物議を醸していることを受け、車両入国に規制を設けることを検討している。写真はタイ。

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2016年3月1日、中国から陸路でラオスを経由しタイへ自動車で入国する中国人が増えている。タイ政府は、中国人による交通事故や交通法違反が国内で物議を醸していることを受け、車両入国に規制を設けることを検討している。中国紙・環球時報が伝えた。

タイ紙バンコック・ポストは29日、中国の新年(旧正月)期間中、中国人が運転するキャンピングカーや自家用車がタイ北部の国境地域に大量に流入したと報じた。

タイ北部チエンコーン郡の税関当局によると、同地から入国した中国の車両は13年はわずか3117台だったのに対し、翌年には1万2000台へと急増した。今年は2月1日からの22日間だけで、中国人2万人余、中国車両4421台が入国した。

タイのSNS上には、中国のナンバープレートが付いた車両による交通事故や交通違反の動画や写真がたびたび出現している。

タイは中国とは異なり、車は右ハンドルで道路の左側を通行する。また信号のない交差点もある。交通ルールや運転マナーを重視するタイ人から見れば中国人の運転は荒っぽい。言葉の壁や道路標識の違いなどもある。

こうした状況を受け、タイ政府の関係当局は今週初め、同国への自動車での入国に一時的な規制を設けることを盛り込んだ法案について話し合いを進めている。(翻訳・編集/柳川)