29日、南方日報によると、エチオピアから中国に帰国した旅行者が猛毒を持つトウアズキを所持していた。

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2016年2月29日、南方日報によると、エチオピアから中国に帰国した旅行者が猛毒を持つトウアズキを所持していた。

広州白雲国際空港の検験検疫局によると、職員が旅客の荷物を検査していたところ怪しげな物体が入っているのを発見。中を調べてみると、赤い種子が100グラム入っていた。旅行者によると、この種子は現地の樹木になっているのを自ら摘んだといい、色がきれいだったため記念に持ち帰ろうと思ったという。

しかし、検査の結果、この赤色の種子はトウアズキであることが判明した。トウアズキはその鮮やかな色から装飾品などに用いられるが、種子はアブリンという猛毒を持っており、致死量はおよそ1粒に含まれる3ミリグラムとされる。民間では、「世界で最も毒性の強い植物ベスト5」にも選ばれている種類だという。

近年は誤食などの例も起きていることから、2011年には英国政府が「人体に悪影響がある」として国内の36の販売店などにトウアズキのブレスレッド2800本の回収を要請している。なお、今回持ち込まれたトウアズキはすべて検疫局で処分された。(翻訳・編集/北田)