32歳になるという男性は、カメラの前で意気揚々としていた。自分のマジックを、インターネットの動画配信したのは、これが初めてではない。ファンもかなり増えてきた。2月28日も、マジックの「ゲリラ・ライブ」をどこでやろうかと、場所を探していた。中国網が伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 32歳になるという男性は、カメラの前で意気揚々としていた。自分のマジックを、インターネットの動画配信したのは、これが初めてではない。ファンもかなり増えてきた。2月28日も、マジックの「ゲリラ・ライブ」をどこでやろうかと、場所を探していた。中国網が伝えた。

 男性がいたのは浙江省杭州市だ。駅に着いた。テロ対策のために警察官が目を光らせている。警察車両はやや特殊な形状で、男性には「カッコよく」見えた。そうだ、ここで「あのマジック」を披露しようと思った。

 そこで、スマートフォンを取りだして、自分の様子を撮影しはじめた。約2万人が見はじめたという。男性は、マジック用に用意した「玩具の拳銃」を持っていた。玩具と言っても、マジックに使う以上、「本物」のように見えなければ意味がない。握り手の部分は黒、銃身は銀色ににぶく光っている。

 男性は、警察車両と警察官をバックに、マジックを始めた。何もないはずの「宙」から拳銃を「取りだした」。そして視聴者に話しかけた「ごらんいただけましたか。私も警察官と同じように銃を持っています。手に銃を持っています。警察官は何もしないようです・・・」。

 言い終わらないうちに、後ろから来た警察官が男性を拘束した。男性はそのまま、連行されていった。

 男性は杭州市にきて6、7年になるが、現在は無職。とにかく多くの人の評判になりたくて、警察官の前で「拳銃」を取りだすマジックを行ったという。

 男性は拳銃について「おもちや屋で2元(約34円)で買ったものと説明したが、警察は許さなかった。「モデルガンに相当する」との理由で、男性に5日間から10日間の「行政拘留」の処罰を科すことにした。

 男性は、「拳銃のマジックだけをしているわけではない」と、警察署で他のマジックも披露したが、あまり効果はなかったようだ。「こんなひどいことになるなら、拳銃のマジックをするんじゃなかった」としょげ返った。

 男性は、「もう、マジックの中継はやめます」と言った。ただ、その一方で「私のアカウントは閉鎖されるのでしょうか」と気にしていたという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)