台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都港区)は、アジアのエンタメ情報を発信するアジアンパラダイスと共同で、3月から12月まで、「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」と題する上映会・トークショーを計9回実施する。(イメージ写真提供:123RF)

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 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都港区)は、アジアのエンタメ情報を発信するアジアンパラダイスと共同で、3月から12月まで、「台湾映画の新しい潮流を感じよう!」と題する上映会・トークショーを計9回実施する。

 第1回は3月21日で、『海角七号〜君想う国境の南』の上映と江口洋子さん(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)によるトークショー。ただし、申し込みが定員になったため、応募は締め切られた。

 第2回は4月23日。上映作品は、台湾の青春映画の原点とされる『藍色夏恋』だ。それ以降は『あの頃、君を追いかけた』(5月15日)、『シルク』(6月17日)、『KANO』(8月6日)、『九月に降る風』(9月1日)、『セデック・バレの真実』(10月15日)までの作品上映とトークショーが決まっている。残る12月3日の催しの上映作品は未発表だ。

 同企画では、『藍色夏恋』、『シルク』、『九月に降る風』と、権利関係で現状では上演が困難な作品が多いのも特徴だ。予約受付はいずれも、開催日の1カ月前から。

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◆解説◆
 このところ、中国では映画産業が絶好調だ。しかし、同じ中国語圏でも、台湾と中国では作品の傾向にかなり大きな違いがある。中国では大資本を投入した作品が人気を博しているが、台湾では、たとえ制作予算がそれほどなくても、「台湾とは何か」、「人生を何か」をテーマとする、あるいはテーマの一部にする作品で、佳作が次々に登場している。

 ジャーナリストの目から見た台湾社会における「自国作品映画」の位置づけは、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(著者:野嶋剛)に詳しい。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)