【ジブリ飯】もののけ姫の干し肉を作ってみた! 噛めば噛むほどおいしい味がじゅわ〜っと口いっぱいに広がるよー!!

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3月1日は「豚の日」。豚肉を使った何かを作りたい! そう思ってひらめいたのが、ジブリアニメ『もののけ姫』の干し肉。

以前から記者(私)は、“もののけ姫” サンが、アシタカに口移しで食べさせる干し肉を作りたいと思っていたのです。それを、豚肉を使ってつくってみようじゃないですか!

ということで、あれこれ考えてレシピを考案してみたよ!

【サンの干し肉は、豚肉なのか? 誰が干し肉を作ったのか?】

レシピを作るのに、必要なのは時代背景。映画「もののけ姫」は、室町時代を参考に作られたという説があります。

アシタカの一族が「大和の国に敗れて五百ゆう余年」と語り、エボシが「この者たちが考案した新しい石火矢(※鉄砲のようなもの。作中では火槍の一種)だ。明国のものは重くて使いにくい」と話している。加えて鉄砲伝来は1543年。そう考えると、だいたい室町時代になるのです。

ところで、室町時代って肉を食べていたっけ? そう思って調べてみると、日本では古来から狩猟で得たイノシシや、シカなどを食べていた様子。仏教が日本に入ってきた後は獣肉を避ける傾向があったけれど、完全に食べなくなった時期はないんですって。

だから、あの干し肉をもののけ姫が作ったのか、それとも人間たちが作ったものをとってきちゃったのか? それは定かではありません。でもいずれにしても、豚はイノシシを家畜化したもの。イノシシの干し肉を豚肉で作ってみてもいいんじゃない? 干し肉の見た目も、豚薄切り肉によく似ているし! 

【もののけ姫の干し肉の条件】

「もののけ姫」に干し肉の調理シーンなどは出てきません。そこで、映画をよくよく見て考えた、重要だと思う要素は以下のとおり。
・黒っぽい肉で、色の薄い筋状のものがある(豚薄切り肉そっくり!)
・肉は細長く、数回噛んだら弱った人にも食べさせられる
・室町時代に醤油は存在する

これを踏まえて、レシピを考えてみましたよ! もののけ姫は火を恐れないし、器も使っているから、干し肉がもののけ姫のお手製だったとしても実現可能です。

ただ、もののけ姫が醤油を作るとは考えにくい。だから、干し肉をもののけ姫が作ったとしたら、きっと人間から醤油はかっぱらってきちゃったんですよ。だってね、醤油を使わないと、あの黒い肉にはならないのです。

■もののけ姫の干し肉 作り方

<材料(作りやすい分量)>
・ 豚薄切り肉(ロース、バラ) 4枚くらい(100g)
・ 醤油 大さじ3

<用意するもの>
・ タッパーorジップロック
・ 鍋
・ ざる or 干し網
・ 薫製機とチップ(なくても可)
・ 水

<作り方>
1. 豚薄切り肉に、醤油大さじ2をまぶしてタッパーやジップロックなどに入れ、2時間以上置く。もののけ姫のように長い干し肉を作るには、肉は切らないほうがいいのですが、扱いづらくなるので今回は半分に切りました。
2. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら残りの醤油と1を入れ、しっかり火を通す。
3. ざるや干し網に肉をなるべく伸ばして入れ、風通しのいいところで24時間干す。記者はベランダで干したので、カラスに突かれたりしないように鍋のフタをしておきました。

4. 薫製機で30分ほど燻製(熱燻)すれば、できあがり!
薫製機がない場合は、工程4は省いてもOK。「干し肉」にはなりますし、普通においしいです。

ただ、燻製したほうが格段においしくなる! 燻製って、こんなに味をおいしくしてくれるものだったのかと感動すら覚えるくらいです。日持ちも良くなりますし。

【これは栄養がありそうだ!】

できあがった干し肉をがぶり。これは、栄養がありそう。そして噛めば噛むほどに、口の中にじゅわ〜っとおいしい肉の味が広がります。アシタカが口に入れてもらって、体力がなくても思わずもぐもぐしちゃう気持ちがわかる! この干し肉、スープなどを作るときに使ったら、良いお出汁が出そう!

お酒のつまみにちょうどいい、干し肉。映画「もののけ姫」を見るときなどに、試してみてくださいね! 記者(私)は今後、定期的に作ろうと思います。

料理・撮影・執筆 = 山川ほたる (c) Pouch

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