中国メディアの南方日報によると、広州検疫は26日、ザンビアから帰国した旅行者の荷物から、「世界で最も毒性が強い植物」のひとつとされる、トウアズキの種子100グラムを発見した。(イメージ写真提供:123RF。トウアズキ)

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 中国メディアの南方日報によると、広州検疫は26日、ザンビアから帰国した旅行者の荷物から、「世界で最も毒性が強い植物」のひとつとされる、トウアズキの種子100グラムを発見した。

 トウアズキはマメ科の植物で、種子にはアブリンという毒性タンパク質が含まれる。アブリンの経口致死量は3マイクログラムという。

 入国時に係員が荷物の中から「トウアズキの疑いのある種子」を発見して、ただちに封印して広州空港の植物検疫局に届けて鑑定した。その結果、トウアズキの種子に間違いないと確認できたという。

 同検疫局はただちに「緊急体制」になり、職員の防護を徹底すると共に、劇毒物として同種子を管理することにした。無毒化処理廃棄にするという。

 トウアズキの種子は赤くて美しいので、装飾品に使われる場合がある。英国では2011年、業者がトウアズキの種子で作ったブレスレットを販売していたことが分かり、当局が回収を求める騒ぎがあった。

 中国では、トウアズキの種子を誤食して重篤な症状に陥ったり死亡する例が増えているという。

 中国当局は、留学や仕事、観光で国外に出る再には、動植物や動植物製品を持って帰国しないことや、知らない植物を採取しないよう呼びかけた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF。トウアズキ)