29日、韓国国家人権委員会は韓国ソウル地方弁護士会が「在韓日本大使館前の慰安婦像の移設を防ぐために周辺で座り込みを続ける大学生のテントの使用を許可してほしい」として提出していた緊急救済申請を棄却した。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。

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2016年2月29日、韓国・SBSによると、韓国国家人権委員会は、韓国ソウル地方弁護士会が「在韓日本大使館前の慰安婦像の移設を防ぐために周辺で座り込みを続ける大学生のテントの使用を許可してほしい」として提出していた緊急救済申請を棄却した。

人権委員会は「厳寒期が過ぎた上、大学生らの一部は電気毛布やビニールをかぶって寝ている。生命に危険を感じる状況とは言えないと判断し、緊急救済申請を棄却した」と明らかにした。

ソウル地方弁護士会は3日、「慰安婦像の周辺で座り込みを続ける大学生らの健康権、生命・身体完全性が極度に侵害されている」と主張し、「人権委員会がソウル地方警察庁長に防寒用テント搬入の許可を求める勧告を出してほしい」とする緊急救済を申請していた。

大学生らは日韓の慰安婦問題合意の無効を訴えるとともに、慰安婦像を撤去から守るとして昨年末から座り込みを続けている。座り込みを始めた当初、現場にタープテントを搬入したが、警察は「不法デモ用品」として回収。その後市民らが大学生らにドーム型テントを送ったが、警察は「道路に固定された施設を設置することは道路交通法違反に当たる」として許可しなかった。

人権委員会は同件を緊急救済ではない一般の陳情事件に転換し、調査を続けるという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「犯罪者じゃないから、人権委員会は気に掛けないのだろう」
「生命に危険を感じるほどではない?委員会の幹部らに一晩、野宿を体験させてみたい」

「ここは日本?」
「この国は誰のために存在しているの?本当に恥ずかしい」

「学生がかわいそうとは思わない?人情のかけらもない決定だ」
「野宿なんてせずに、監視カメラを設置して暖かい場所で見守ればいい。長く続けたいのならなおさら、賢い方法で戦うべき」

「もうすべて終わったこと。いつまで続けるつもり?」
「学生らは一体、何から慰安婦像を守っているんだ?誰も奪いにこないのに…」(翻訳・編集/堂本)