【警告】日本=なし 豪州=フォード(90+4分)
【退場】なし

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【日本代表・総評】 5
最初の20分は選手の距離間が悪く、武器であるつなぎのサッカーがまったくできず。先に失点を喫する最悪のシナリオで幕を開け、大儀見のゴールをきっかけになんとか巻き返したが、3失点目があまりに痛かった。
 
 [個人採点・寸評]
[GK]
12 山根恵里奈 4.5
足もとがおぼつかず、最終ラインとの連係にも悪戦苦闘。相手にGKとDFの間を狙われる隙を与えてしまった意味で責任は大きく、大事な初戦でスタメンの大役を果たせなかった。
 
[DF]
3 岩清水梓 5.5
声を張り上げながら周囲と密にコミュニケーションを取っていたが、左右に揺さぶられてエリア内への侵入を許す。3失点目もボールホルダーに気を取られて完全にフリーにしてしまった。
 
4 熊谷紗希 5.5
個人としては対人で負けず、相手のカウンターもディレイでしのぐなど必死に堪えていた。後半は強気なライン設定でビルドアップに積極的に参加したものの、3失点での敗戦では合格点は与えられない。
 
5 鮫島 彩 5.5(84分OUT)
序盤から裏のスペースを狙われ、激しい上下動を余儀なくされる。何度かオーバーラップからのチャンスメイクはあったが、押し込まれていた時間のほうが長く、不完全燃焼の感は否めない。
 
13 有吉佐織 5.5
飛ぶタイミングを調整するなど、空中戦に上手くアジャスト。地上戦でも身体を上手く入れてサイドアタッカーの行く手を封じていたが、1失点目だけは寄せ切ることができず「もったいなかった」と悔やんだ。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
[MF]
6 阪口夢穂 5.5
21分、鮫島のクロスに合わせて放ったシュートは惜しくもオフサイド。49分に訪れた同点を狙ったシュートもGK正面に。逆に守備では対面の選手に自由を与え、ロングボールを簡単に入れられた。
 
8 宮間あや 5.5
相手の厳しいマークを差し引いても、宮間らしくないパスミスを連発。62分、渾身のミドルも相手GKの好セーブに遭った。チームの士気を高めようと球際に激しくいくなど守備面で奮闘したが、それでもまだ足りない。
 
9 川澄奈穂美 5.5(84分OUT)
序盤の苦しい時間帯にサイドで起点になり、16分には逆サイドからのボールにダイレクトボレーでゴールを脅かした。ただ、前半から一転、後半は失速してチャンスに絡めなかった。
 
14 中島依美 6
守っては間一髪のスライディングでシュートブロックし、攻撃ではサイドでの仕掛けでアクセントに。特に後半、中央へのカットインで局面を打開し、効果的なプレーを見せた。
 
[FW]
10 大儀見優季 6
オーストラリアの屈強なCBに押し返され、ゴールを背にしたプレーが続いていた。前半アディショナルタイムに意地の一発を決めるも、エースとして勝利に導けなかった。
 
11 大野 忍 5(40分OUT)
守備に追われる姿が印象に残る。持ち前の裏への抜け出しはほとんどなく、攻撃面でまったく貢献できなかった。前半のうちにピッチを去る悔しい結果に。
 
[交代出場]
FW
20 横山久美 6(40分IN)
大儀見との距離間が良く、スペースに入り込んでボールを引き出す。相手を背負いながらボールも収め、途中出場の役目はある程度果たしたが、「もっとシュートを打ちたかった」と自己評価は厳しい。
 
FW
16 岩渕真奈 ―(84分IN)
2トップの一角で出場。ボールを持つ回数はごくわずかで、自分の間合いに持ち込んでのドリブル突破も不発。相手の屈強なDF陣に潰されてしまった。
 
MF
7 川村優理 -(84分IN)
86分、思い切り良く狙った左足のミドルは大きく枠を外れる。ボランチの位置からアタッキングサードまで上がって攻撃に参加したが、ゴールはこじ開けられなかった。
 
監督
佐々木則夫 5
チームの悪い流れを絶ち切るべく、40分に最初の選手交代。試合終盤には岩渕、川村を同時にピッチに送り込んで劣勢を立て直そうと懸命にタクトを振るうも、及ばなかった。

取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。