なでしこ、まさかの黒星スタート…オーストラリアに3失点《リオ五輪アジア最終予選》

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▽なでしこジャパンは、29日にキンチョウスタジアムで行われたリオ五輪アジア最終予選の初戦・オーストラリア女子代表戦に臨み、1-3で敗れた。

▽リオ五輪出場権の行方も懸けた今大会は、日本、オーストラリア、北朝鮮、中国、韓国、ベトナムの6カ国が参戦。全チームによる総当たりで対戦し、上位2カ国にリオ五輪出場権が与えられる。

▽4大会連続の五輪出場を目指すなでしこは、現役引退の澤から10番を継承した大儀見のほか、主将の宮間、川澄といった従来の主力メンバーが順当に先発。フォーメーションは[4-4-2]を用い、左サイドに先の候補者合宿から生き残りを果たした中島が抜擢された。

▽徐々に中盤でボールを落ち着かせたなでしこは、試合を優勢に進めるが、なかなかシュートチャンスを作り出せない。そんな中、25分には左サイドを突破した鮫島のクロスから阪口に決定機。しかし、ボックス中央から放った右足のシュートはGKウィリアムズの正面を突く。

▽すると、なでしこの攻撃に停滞感が漂う中、オーストラリアが反撃。25分、ボックス右付近でセカンドボールを拾ったゴリーが中央にクロスボールを送ると、DF間のスペースに潜り込んだデバンナが頭で合わせる。これがなでしこのゴールマウスに吸い込まれ、先制を許してしまう。

▽その後も攻撃の形を見出せずにいるなでしこは、39分に大野を下げて“女メッシ"の異名を持つ横山を投入。ところが、41分に阪口のパスが主審に当たってボールがデバンナに渡ると、そのままカウンターに持ち込まれ、ヘイマンに難なくネットを揺らされた。

▽不運も重なり、窮地に追い込まれたなでしこだったが、前半終了間際の47分にはボックス右の有吉が入れた横パスから中央に走りこんだ阪口がシュート。こぼれ球に反応した大儀見が左足で押し込み、なでしこが1点差に詰め寄った。

▽後半に入ってもボール保持率を高めたなでしこだが、攻撃陣が停滞。すると、1点ビハインドで迎えた83分、自陣左サイドからバンエグモンドにクロスを上げられると、ファーサイドのゴリーにヘディングシュートを決められてしまう。

▽痛恨の3点目を許したなでしこは、鮫島、川澄に代えて、岩渕、川村をピッチに送り込み、阪口を前線に上げてパワープレーに出るも、そのまま試合終了。初戦を落としたなでしこは3月2日(水)に行われる第2節で韓国女子代表と対戦する。

◆第1節結果

オーストラリア 3-1 日本

中国 2-0 ベトナム

北朝鮮 1-1 韓国

◆順位表(※第1節終了時)

[勝/分/敗/得失]勝ち点

1.オーストラリア [1/0/0/+2]3

2.中国 [1/0/0/+2]3

3.北朝鮮 [0/1/0/0]1

4.韓国 [0/1/0/0]1

5.日本 [0/0/1/-2]0

6.ベトナム [0/0/1/-2]0