2点ビハインドから大儀見のゴールで日本は1点差に迫る。(C)Getty Images

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 女子サッカーのリオ五輪アジア最終予選の日本対オーストラリアが2月29日、キンチョウスタジアムで19時35分にキックオフされた。
 
 日本は、GKに山根、DFは右サイドから有吉、岩清水、熊谷、鮫島と並び、ボランチには宮間と阪口が入った。中盤の両サイドは右が川澄、左に中島、2トップには引退した澤から10番を受け継いだ大儀見と大野が起用された。
 
 立ち上がりから日本はボールを支配し、長短のパスを織り交ぜながら相手ゴールに迫る。16分にはカウンターから縦に速い攻めでチャンスを掴み、わずかに枠を捉えきれなかったものの川澄がシュートを放つ。これが日本の初シュートとなった。

 さらに21分には左サイドを攻略し、最後は中央から阪口が左足の強烈なシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれた。

 逆に25分、日本はピンチを迎える。オーストラリアの波状攻撃を受け、最後は右サイドからのクロスをデバナにヘディングで押し込まれた。

 0-1とされた日本は34分にゴール正面でFKのピンチを迎える。オーストラリアのケネディが右足で狙ったが、ここはわずかにゴール左に外れ、日本は事なきを得た。
 
 40分、日本は中盤でつなごうとしたパスが審判を直撃。これを相手に拾われ、そのままカウンターで攻め込まれると、最後はヘイマンにGK山根もかわされ、ゴールに流し込まれた。日本は2点のビハインドを負うこととなった。

 だが日本は前半ロスタイムに反撃。左サイドの中島のクロスから、右サイドの川澄、さらに走り込んできた有吉とつなぎ、阪口がペナルティエリア内からシュートを放つ。このボールに反応した大儀見がコースを変えて押し込み、日本が1点を返す。

 この大儀見のゴールが前半のラストプレーとなり、1-2でハーフタイムに入った。

 後半に入ると、日本は立ち上がりから相手ゴールを攻め立てる。48分にはサイド攻撃からチャンスを掴み、阪口が決定的なシュートを放つも相手GKの正面を突いた。

 さらに60分、日本は横山とのワンツーから中島がダイレクトでシュートを狙うが、これは枠を外してしまった。

 良い流れで攻めていた日本だが、チャンスを逃し続けると次第にオーストラリアが攻撃のリズムを掴んでいく。そして78分、オーストラリアは右サイドからバンエグモンドのクロスにゴリーがヘディングで押し込み、ゴールネットを揺らす。再びオーストラリアが2点のリードを奪った。
 
 終盤、日本は岩渕を投入して攻撃の手を強めようとするが、流れを変えるには至らず、1-3でタイムアップ。日本は初戦を落とし、リオ五輪出場へ暗雲立ち込めるスタートとなってしまった。