29日、韓国メディアによると、韓国国会で傍聴席にいた一般市民が野党議員の演説に拍手を送ったことで議場を退場させられる一幕があり、韓国で物議を醸している。写真は韓国の国会議事堂。

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2016年2月29日、韓国・国民日報によると、韓国国会で傍聴席にいた一般市民が野党議員の演説に拍手を送ったことで議場を退場させられる一幕があり、韓国で物議を醸している。

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テロ防止法案の国会採決を防ぐため野党が「フィリバスター(無制限討論)」を始めて6日目となった28日、野党の殷秀美(ウン・スミ)議員が自身のツイッターに「たった今、傍聴していた市民の1人が拍手をしたとして警備員と職員に引っ張られ追い出されたようだ」と書き込んだ。この時、答弁席に立っていたイ・ハギョン議員が「議事進行を妨害する議員を放っておいて、主人公である国民を追い出すとは」と批判したが効果はなかった。

このツイートは瞬く間に4000件以上リツイートされSNSなどで拡散し、「拍手をしたからって追い出すなんてとんでもない」「椅子にふんぞり返って騒いでいる議員には何も言わないのに、拍手をした国民を追い出すとは、どの国の話だ」など怒りのコメントが相次いだ。また一方で、「そもそも傍聴席で意思を表明することは禁止されているから仕方がない」との反論もあった。

このニュースに関する韓国のネットユーザーの反響は大きく、この報道にも4000件を超えるコメントが寄せられている。

「この国の民主主義はどこに行くのか、情けない」
「セヌリ党(現政権与党)がやることだから、別に驚きもしない」
「国会警備もセヌリ党所属みたいだね」
「国民を軍隊の2等兵くらいに思ってるんだろう」

「これが韓国のレベル」
「とんでもないよ。ここは北朝鮮か」
「法律が通過してからが見ものだ。拍手で追い出されるくらいだから、ネットにコメントした人は銃で撃たれるかも。やっぱりこの国で子どもを産んではいけない」

「2016年ではなく、1980年のようだ」
「一度注意でもすれば済むものを…。職員の腕章を付けてると何も見えなくなるのかな」
「法律で保障されたフィリバスターを妨害して騒いでるセヌリ党員を追い出せ」
「犬が主人にかみ付いた」(翻訳・編集/吉金)