28日、実話を基に韓国の慰安婦を描いたとされる映画「鬼郷」が、韓国での公開5日目で累積観客数100万人を突破した。資料写真。

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2016年2月28日、実話を基に韓国の慰安婦を描いたとされる映画「鬼郷」が、韓国での公開5日目で累積観客数100万人を突破した。韓国・MBNなどが伝えた。

「鬼郷」は24日、韓国の340の映画館で上映が開始され、公開から5日目の28日午後5時9分に観客数100万227人を記録した。チケット販売は連日1位を記録、初日に23.1%だった販売シェアも4日目には29.7%に伸びるなど、順調に観客を増やしている。

この作品は、映画監督の趙廷来(チョ・ジョンネ)氏が韓国の元慰安婦が書いた作品を映画化したもの。02年に構想を始めたが、当初は業界から冷遇され、完成と公開までに14年を要した。そんな作品が高い人気と関心を集めていることについて、韓国の複数のメディアが「奇跡の映画」と表現している。

また、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「観客1000万人を突破して、『鳴梁−渦巻く海』(14年公開、豊臣秀吉の朝鮮出兵を描いた韓国映画)の記録を超えてほしい」
「1000万突破する方に賭ける!」
「上映期間を延長して」

「朴槿恵(パク・クネ)大統領も見るべき。見て感想をよろしく」
「10億円もらって、ちゃんとした謝罪すら受けられなかった朴大統領に『よくやった』と言った潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も見るべきだ」

「映画らしい映画を見るとともに、おばあさんたちの苦しみも見ることができた。ありがとう」
「この映画、最高だった。涙が出たよ」

「応援する。映画は見たいけど、火病で倒れそう…でも見ないとね。つらい歴史も歴史だから」
「過去は過ぎ去った記憶ではなく、今の私たちの現在であり未来だ」

「歴史の残酷さを忘れれば、その残酷さにまたしてやられることになる。われわれはそのことを絶対に忘れてはいけない」
「国定教科書からは慰安婦という言葉が消えるというから、子ども向けには教育部が義務として鑑賞できるようにしてほしい」(翻訳・編集/吉金)