なかなか成功できないことに対して、何度でもあきらめずに挑戦する姿というのは美しいものである。それが幼い子どもによるチャレンジであるとしたら、きっと現場に居合わせた多くのギャラリーの涙腺が崩壊することだろう。中国の動画サイト・秒拍でこのほど、日本の幼稚園児が飛び箱にチャレンジする動画が掲載され、多くの中国人ネットユーザーを感動させたようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 なかなか成功できないことに対して、何度でもあきらめずに挑戦する姿というのは美しいものである。それが幼い子どもによるチャレンジであるとしたら、きっと現場に居合わせた多くのギャラリーの涙腺が崩壊することだろう。中国の動画サイト・秒拍でこのほど、日本の幼稚園児が飛び箱にチャレンジする動画が掲載され、多くの中国人ネットユーザーを感動させたようだ。

 秒拍に掲載された動画では、幼稚園のホールらしき場所でのシーンが収録されている。ステージと父兄用の椅子席のあいだに10段ほどの跳び箱が用意され、園児の1人が成功するまでチャレンジするのだ。ステージ上に座るほかの園児たちや父兄らによる「がんばれ」の声のなか、何とか飛ぼうと助走する園児だが、自分の背より高い跳び箱の壁に跳ね返されてしまう。

 悔しさからついには泣き出してしまう園児。しかしそれでもやめない。腕で涙をぬぐいながら挑戦する園児の姿に周囲の声援はさらに大きくなる。すると、次のチャレンジをしようとする園児の周りにほかの園児が集まり出したではないか。そして、円陣を組んでみんなで「できるできるできる!」と叫びだしたではないか。この力強い応援の直後、園児はついに高い跳び箱の壁を跳び越すことに成功するのである。もちろん、場内は大きな拍手に包まれた。

 動画のコメント欄には、「成功した瞬間泣いた」、「得も言われぬ感動」、「日本は恐るべき民族」といった感動コメントが続々と寄せられている。「これこそ教育の力」、「中国の子どももこんな風になってほしい」との感想もあった。中国語で「がんばれ」は「加油」だが、あるユーザーは小学校時代のクラス対抗競技で「漏油、漏油」とまるでヤジのような応援をしていたことを思い出し、「すべきでなかった」と反省したようだ。

 もともと成功する見込みがないのなら、こんな高い跳び箱を用意することはないはず。普段は結構成功するが、みんなが見ている発表の場というプレッシャーで混乱し、上手くできなくなってしまったのかもしれない。最後まであきらめなかったこの子も素晴らしいが、最後まであきらめさせなかった園児や父兄、教員も素晴らしい。挑戦と挫折、そして成功の体験は、必ずやこの子にとって大きな財産となることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)