Q:体を使う仕事ですが、疲れやすいし、スタミナもありません。食事は外食が多く、丼ものや麺類をよく食べます。体の不調は食生活が関係しているのでしょうか。アドバイスをお願いします。(27歳・工務店勤務)

 A:疲れやすく、スタミナがないことには、おそらく食生活が関係しているのでしょう。丼ものや麺類は、ビタミンやミネラルが不足しがちです。
 これら微量栄養素は、さまざまな代謝に関係しています。不足すると代謝が低下しますが、その結果、疲れやすくスタミナがなくなったり、体調が悪くなったりします。

 私がお勧めするものに以下のように作る「発芽玄米ミルク」があります。
(1)発芽玄米4分の1カップと水180mlを用意(1カップは180ml)。
(2)発芽玄米をよく洗ってから、ミキサーに入れ、発芽玄米にかぶる程度だけ水を注ぐ。
(3)ミキサーを回し、発芽玄米が細かくなるまで粉砕する。目安は約5分。
(4)さらに残りの水を加える。
(5)再びミキサーを1分ほど回す。白濁したら出来上がり。
 好みで豆乳やハチミツ、すりゴマなどを加えるといっそう美味しくなります。これを1日1回飲んでください。

●発芽玄米ミルクがお勧め
 玄米はビタミン、ミネラル、酵素などが豊富ですが、玄米が発芽した発芽玄米は玄米よりもさらに栄養が豊富です。
 発芽玄米はスーパーなどで販売しています。それを使うこともできますが、市販のものは水分が抜けて固いので、ミキサーにかけてもなかなか粒状態になりません。発芽玄米を作る専用の発芽器具を使って発芽させるとよいでしょう。
 私は毎日、発芽玄米ミルクを作って飲むようになってから、スタミナがもりもりつきました。腕立て伏せが以前は40回が限度でしたが、半年後には連続で120回もできるようになったのです。
 なお、ご質問の方は、食生活を根本から変えたほうがよいと思います。体によいのは玄米菜食です。主食が玄米で、副食は野菜、豆類、イモ類、海藻などにします。外食を控え、できれば玄米菜食の弁当を持っていくとよいでしょう。

山口康三氏(回生眼科院長)
自治医科大学卒業。眼科医、漢方内科医。食事、運動、睡眠などを改善する生活改善療法を指導し、眼科の病気や生活習慣病の治療に成果を挙げている。日本綜合医学会理事長。