“ガブ飲みワイン”発祥の店といえば新富町『ポン・デュ・ガール』。その特徴は、ボトルに値段が直接書かれていること。

現在全7店舗ある系列店も、“ボトルに値段直書き”でいずれも美味しい&安い&楽しいの三拍子が揃ったデキる店!ここでは、その中でも『東京カレンダー』がワイン好きな食いしん坊におすすめしたい4軒を、まとめてズラリとご紹介!



「自家製ソーセージ」は、ハーブやにんにくを効かせてスパイシーに。4つの村のワインをブレンドした、ボリューム感のある味わいのローヌ「サンタ・デュック」



創業当時からあるメニューで、根強い人気を誇るのが「豚スペアリブのバルサミコ煮込み」。フォンドヴォーのコクとバルサミコの酸味でワインが進む!黒ぶどうを使い濃密で飲みごたえある、プーリア「ファタローネ」。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例
ボトルに値段を直書き!の始祖
『Vin de Table Pont du Gard』

銀座


「楽しい時は一回より二回あったほうがいい」。これ、『ポン・デュ・ガール』が掲げるスローガン。そのココロは、料理もワインも安く美味しく提供するから、また来てね、である。

それを実現するために、ワインを飲みたい人のみが入店可、22時までは料理もオーダーを、など、いくつか店からのお願いごとがあるが、それらさえクリアすれば、大食漢のワイン好きに、これほど嬉しい店はない!

その志がウケたからこそ、系列店がたくさん育ったのだ。



棚にひしめくワインは圧巻!料理に合わせて、濃い目多し



外観




左.「尾崎牛の炭火焼き」(150g)は、この日は外モモを使用。同じく炭で焼いた春野菜を添えて。おすすめの1本は、トスカーナの「スカラフォーネ」。スモーキーな風味で炭火焼きとマリアージュを。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例/右.「梅山豚のハム トンナートソース」は、仔牛のハムにツナのソース、がお約束の料理を少々アレンジした一品にはジューシーな「カンティーネ・ヴァルパーネ」を。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例
ちょいと渋めに炭火焼きとワインを
『Brace e Vino Gigino』

東銀座


店名に添えられた「Brace e Vino」とはイタリア語で“炭とワイン”の意。そう、ここは、肉や野菜の炭火焼きをワインと共に味わう店だ。

肉は、尾崎牛と梅メイ山シャン豚トンを2本柱に、日によってラムや鴨肉なども扱う。そして野菜は、定番の野菜から、金美人参、バターナッツかぼちゃ、黒アワビ茸といった希少な品種まで種類豊富。

そして、イタリアンなので〆のパスタもスタンバイ。というわけで、立地を物ともせず、目ざとい食いしん坊に人気!



グループ唯一、ビルの2階に。1階には同系列のカジュアルイタリアン『銀座テルミニ』が



暖簾


続いてグループ内の最新店をご紹介!



左.「牛ほほ肉の黒胡椒赤ワイン煮込み」は、ワインと香辛料でマリネした肉を焼いて、煮込んで……と手間の掛かったメイン。洋なしのコンポートを添える伝統的な料理だが、こちらではりんごを。ワインは値頃感あるモンタルチーノ「ラ・レッチャイア」。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例/右.フィレンツェ名物の「ランプレドット」には、サルサヴェルデの酸味から連想したフレッシュな白「ガヴィ・デル・コムーネ」。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例
2015年オープン!グループの末っ子イタリアン
『Matilda GINZA』

新富町


グループ内の最新店となるのが、2015年11月にオープンしたこちら。イメージは、ローマの街角にあるようなざっかけない食堂。曰く“大衆イタリアン”だ。

ギアラ(牛の第4胃)をしっかりと下処理をしてから煮込んだランプレドットや、フィレンツェでは中世から伝わる牛ほほ肉の煮込みなど、“らしい”料理が揃う。

肉とワインを味わったあとは、にんにくとイカのわたが決め手の“酒飲みペペロン”を。つい、ワインを追加してしまうこと必至の炭水化物!



外観、内観ともに元気な黄色がお店の目印!キッチンの活気を感じるカウンターが特等席だ



外観




左.圧巻のボリュームの「オーストラリア産牛カイノミのステーキフリット」。風味豊かな「フローラ ピノ・ノワール」と共にどうぞ。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例/右.「パテ・ド・カンパーニュ」も、これで通常サイズ。あり得ない厚み!生産本数の少ないダミヤン・ビュローの「ミル・サボー」はシュナン・ブラン100%
自然派ワイン100%の骨太ビストロ
『Gare de Lyon』

宝町


『ポン・デュ・ガール』がワイン居酒屋ならば、こちらはワインビストロなんです」と語るのは、系列全7店を経営する安生浩氏。11年前、パリの人気店『ル・ヴェール・ヴォレ』のように、気軽なスタイルでワインを楽しめる店を作りたい、と思ったのがすべての出発点だったという。

お手本の『ル・ヴェール・ヴォレ』同様に、扱うワインはすべて自然派。そして料理は、ビストロの定番メニューが目を疑うボリュームで登場。いっぱい食べて、いっぱい飲む!なら、こちら。



店内は壁一面、天井から床までワインがびっしり!



外観