旅券に「台湾国」シール貼付の台湾人、香港で入境拒否

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(香港 28日 中央社)香港の空港で27日、台湾人旅行者2人がパスポートへのシールの貼付が原因で、入境を拒否されていたことが分かった。香港入境事務処が同日夜、明らかにした。

27日付の香港紙・明報によると、2人はパスポートに「台湾国」と書かれたシールを貼っていたという。台湾では、市民が去年7月、パスポートの色やデザインに合わせて同シールを作製、インターネットなどを通じて配布し、話題となっていた。

シールの貼付による入国・入境拒否はこれまでシンガポール、マカオで起きていたが、香港では初めて。外交部は、ビザの発行拒否や飛行機への搭乗、通関手続きに支障をきたす恐れがあるとして、パスポートにシールを貼らないよう呼びかけている。

昨年には旅券に関する条例が改正され、新たにパスポートの表紙や裏表紙などにシールを貼るなど、本来の状態を無断で変えてはならないとする規定が盛り込まれた。新条例は今年元旦に施行されている。

(張謙、唐佩君/編集:杉野浩司)