25日、高速道路での乱暴運転などを取り締まる目的で、韓国の警察が来月から導入するという覆面パトカーが公開されたが、これに韓国のネットユーザーから早くもツッコミのコメントが寄せられている。写真は韓国のパトカー。

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2016年2月25日、高速道路での乱暴運転などを集中的に取り締まる目的で、韓国の警察が来月から導入するという覆面パトカーが公開された。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

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この日ソウルの警察庁で公開された覆面パトカーは、朝鮮王朝時代に王の密命を受け地方での調査に当たった「暗行御史(アメンオサ)」になぞらえ「暗行パトカー」と呼ばれている。今年3〜6月に試験的に、乱暴運転や他の車への報復を目的とした「報復運転」などの取り締まりを、ソウルと釜山を結ぶ京釜高速道路で行う予定だ。

しかしこの覆面パトカー、写真を一見して違和感を覚える。記事は、「一般車両とほぼ似た外観」としているのだが、ボンネットと助手席側ドア部分には警察のマークがしっかり鎮座しており、警察車両であることが一目で分かるのだ。また、警告灯も取り外し式ではなく、フロントガラスの内側に赤く光っているのが見える。

白にブルーのラインの車体、上部に赤青の警告灯が付いた韓国のパトカーを見慣れている身には、黒い車体の覆面パトカーは一般車両に似て見えるという判断もあろうが、この記事を目にした韓国のネットユーザーから、やはりこの点についての指摘が多数寄せられている。

「警察のマークをなくせば完璧なのに。せっかく覆面にするならちゃんとやって」
「覆面なのにバレバレ」
「暗行御史が胸に名札を付けて歩いてるようなもの」

「暗行なら警察のマークを見えないようにしなきゃ。問題になったら警察の身分証を見せるようにして…」
「全部丸見えなのに、こっそり近づいて捕まえる?逆に覆面パトカーが見えた瞬間、こっそり逃げられそう」

「でも警察のマークをなくしたら、自分は暗行パトカーだってみんなが言い出すよ」
「警察マークも付いてない車に『止まれ』と言われて従う人はいない」
「警察のマークを外すと、警察の上の人たちがいろいろ個人用に使いそうだから、外すに外せないんだ」

また、覆面パトカーは通常のパトカーと同じ韓国・現代自動車のセダン。これにもネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

「こんな車で外車のスポーツカーの暴走族をどうやって捕まえるんだ?」
「乱暴運転する車はほとんど外車じゃないか?現代車じゃ追い付けそうにない」
「みんな、現代自動車をばかにするな。現代車だって急発進すればみんな捕まえられるさ」(翻訳・編集/吉金)