27日、常習窃盗の容疑で韓国警察に逮捕された39歳の男の「手口」について、韓国のネットユーザーから感心の声が多数寄せられている。写真は各国通貨。

写真拡大

2016年2月27日、韓国・ソウル新聞はこのほど、常習窃盗の容疑で警察に逮捕された39歳の男の「手口」について報じた。

男は昨年9月から先月にかけ、京畿道南楊州市の高級住宅ばかりを狙い、20回の窃盗を繰り返したとみられている。盗んだ金品は1億3000万ウォン(約1200万円)相当に上り、そのほとんどが貴金属や外貨だった。

警察によると、男は容疑を全面的に認めたものの、盗んだ金品の行方については口を固く閉ざしたままだという。窃盗罪で捕まっても禁錮3年程度で出られると踏んで、隠しているようなのだ。12年に男を同様の容疑で逮捕した際も、警察は盗まれた金品をほとんど捜し出すことができなかった。

また今回、盗難被害が出ている金額は「氷山の一角」と警察ではみており、男がこれまでに盗み隠している金品は10億ウォン(約9100万円)を下らないとの指摘もある。

男は4歳で母親を、14歳で父親を失い、中学を中退して以降は天涯孤独の身。サウナやネットカフェを転々としながら生活してきたという。盗んだ物を隠し通して、今後の生活の蓄えとするつもりだったのだろうか。

この男の生き方に、韓国のネットユーザーからは感心のコメントが多数寄せられている。

「詐欺共和国で生き残るすべを体得したようだね」
「かなり賢い泥棒だ」
「彼の人生でできる最高の老後の準備だよ。友達もいないから、刑務所に入って出てきても恥ずかしとも思わないだろうし」

「よくやったとも言えないけど、単純に悪いことだとも言いにくい」
「老後の心配がなくていいな」
「学力と賢さには何の関係もない」
「え!この記事がノウハウを教えてくれてるの?」

「良い家庭環境で愛されながら育ったら、また違う人生があっただろうに」
「これこそ朴槿恵(パク・クネ)大統領が言う創造経済だ」
「こんな人だって老後の備えをしてるっていうのに、僕はどうなるんだ?」
「ひどい世の中だから、こんな話がちょっとした武勇伝に聞こえる」(翻訳・編集/吉金)