着られる芸術品!丸の内の三菱一号館美術館で「PARIS オートクチュール」展

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シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ…これらに共通するのは、パリ・クチュール組合が承認している数少ないブランドであること。そんなハイブランドが手がけた憧れの高級服「オートクチュール」を一度に見られる、おしゃれ女子必見の展覧会が始まるそう。

丸の内の「三菱一号館美術館」で、2016年3月4日(金)から5月22日(日)まで開催される「PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服」展は、19世紀後半のパリで始まったオートクチュールの歴史が一度にわかる一大ファッション展。。今回は、美しいシルエット、刺しゅう、羽根細工、コサージュといった職人の技を堪能できるドレスやデザイン画など、約130点が展示される。

100年以上前のものなどもあり、美しいシルエットを崩さないように、繊細な装飾が壊れないようにと、最新の注意を払って運ばれたドレスの数々は、まるで芸術品。例えば、ランヴァンのイブニングドレス(1928年制作)に施されたラインストーンとパール・ビーズのみごとな鳥の刺繍や、スエードに金属のアップリケをつけたスキャパレリのイブニング・グローブ(1936年制作)など、繊細な手仕事の技に魅了されるはず。

写真のドレスは、クリスチャン・ラクロワによるイヴニング・アンサンブルで、1991年秋冬のもの。装飾用のシュニール糸と金ラメで織り上げたニットの豪華さはもちろん、光沢のある絹ジャカードで後ろをふくらませた「バッスルスタイル」のスカートは、パリ・モードを代表するシルエットと言えそう。

「本展は、2013年にパリで開催された展覧会を、パリ・モードの殿堂であるガリエラ宮パリ市立モード美術館の館長、オリヴィエ・サイヤール氏の監修で再構成したものです。パリでの開催は、ちょうどコレクションの時期だったこともあり、世界中のファッション関係者でにぎわったと聞いています」と、広報担当者さん。

巡回展ではないので、この内容が見られるのはパリと東京だけなのだとか。展示の方法にも、サイヤール氏のモードへのこだわりが反映されるというから、レイアウトも楽しみ。
また、館内にあるミュージアムカフェ「Cafe 1984」では、会期中、展覧会にちなんだ2種類のタイアップメニューが登場する。写真は、フランスの伝統菓子「ババ」をアレンジしたデザート「ババ・トラディシオン ―ソース・オランジェ・コンサントル」(1026円)。濃縮オレンジのソースと羽毛をイメージした綿あめが、濃厚なケーキの味をおしゃれに引き立てる一品に。

もう1品はランチメニューとして提供する「オートキュイジーヌ ―プランタン」(2138円)も。「オートキュイジーヌ」は、フランスの伝統的な高級料理という意味で、伝統的なレシピに新しいアイデアを加えたメインディッシュ(フランスのパイ料理・ショーソン)と前菜(ホタテとアスパラのソース仕立て)の2皿を提供する。

芸術作品のような美しいドレスにうっとりしたら、おしゃれなメニューでパリの余韻を楽しんで。