台湾南部地震  被災地の台南で追悼式  蔡英文次期総統らが涙

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(台南 27日 中央社)117人が亡くなった台湾南部地震は27日、発生から3週間を迎えた。被災地の台南市では市政府主催の追悼式が開かれた。遺族や馬英九総統、次期総統の民進党・蔡英文主席らが参列し、犠牲者の死を悼んだ。

遺族らが花を手向ける場面では、蔡氏と張善政・行政院長(首相)が涙をぬぐう光景も見られた。今回の地震による死者の約3割は20歳未満で、生後10日の女児も犠牲となった。

馬総統は、地震は予測できないが、被害は防ぐことができるとした上で、台湾では防災に関して議論や改善を行う余地が多分に残されていると指摘。行政院(内閣)に対して、建築物の耐震補強計画を提出するように求めたと語った。

式典には、遺族のほか、被災地で救助に当たった警察、消防関係者、宗教団体など約4000人が参列した。

(楊思瑞、張栄祥/編集:杉野浩司)