子連れの動物の雌は危険だと言われる。とにかく「子を守る」との本能が優先になるからだ。例えが悪いかもしれないが、中国ではそんな事件が続いている。重慶商報によると、同市内で4日、スーパーマーケット内で4歳の男の子が、ばら売りの干しブドウをつまんで食べていた。店員がその子にやめるよう言ったところ、母親がいきなり店員にビンタをくらわせたという。(イメージ写真提供:CNSPHOTO)

写真拡大

 子連れの動物の雌は危険だと言われる。とにかく「子を守る」との本能が優先になるからだ。例えが悪いかもしれないが、中国ではそんな事件が続いている。重慶商報によると、同市内で4日、スーパーマーケット内で4歳の男の子が、ばら売りの干しブドウをつまんで食べていた。店員がその子にやめるよう言ったところ、母親がいきなり店員にビンタをくらわせたという。

 万引き被害は店にとって大損害だ。幼い子が悪いことと分からずに、商品を取ったり食べたりしたのでも、やはり損害だ。同店では、商品の損害を防止することが奨励されたというが、店にとっては当然の措置だ。

 幼い男の子が干しブドウを食べ始めたのを見て、店員がやめるように注意した。母親は別の方角を見ていたようだ。注意した店員と向き合うなり、いきなりビンタをしたという。

 力を込めて叩かれて、店員の鼻から血が噴き出した。女性がまたビンタをする動作をしたので、店員は手で自分の顔を防御した。その時に手が、女性の耳の部分に当たった。

 すると女性はさらに激しく店員の顔を殴り続けた。子どもは目の前で大人のけんかが始まり、男性店員の顔が血だらけになるのを見て、大声で泣き出したという。

 通報を受けた警察官が駆けつけ、争いをやめさせた。女性は男性店員が先に暴力を振るったとして、賠償金を要求した。男性店員は、「私は防いでいただけだ」と主張した。警察官はまず、女性と男の子に外傷がないことを確認した。次に、自分1人で、店に設置されていた監視カメラの映像を確認した。複数の角度から確認したところ、店員の主張に間違いないことが分かった。

 警察官は、男性店員を治療のために病院に行かせることにした。店員がいないあいだ、今度は女性と2人で監視カメラの映像を確認した。

 最終的に2人は和解したが「相互に謝罪」することになった。さらに女性は治療費の支払いには応じない姿勢という。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)