25日、中国人観光客が日本で大量にモノを買い漁る盛況を形容する「爆買い」という言葉は、昨年日本の流行語ランキングに入選し、西側メディアにさえも注目された。

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2016年2月25日、中国人観光客が日本で大量にモノを買い漁る盛況を形容する「爆買い」という言葉は、昨年日本の流行語ランキングに入選し、西側メディアにさえも注目された。今年の春節休みには、訪日中国人観光客数は安定していたものの、「爆買い」ブームがおさまり始めているようだ。

日本のいくつかの小売業者が発表した最新の統計データによると、円高などの要因の影響を受けて、中国人観光客の今年の春節の消費額は、去年の同時期より15%から25%減少した。

今年の春節期間中、日本は大量の中国人観光客を迎え、各大型百貨店は「爆買い」ブームを迎えるために、中国語の話せるスタッフの増加や商品の海外発送サービスの提供などを含めて、かなりの知恵を働かせた。しかし、期待したような「爆買い」の光景は見られなかった。

伊勢丹三越は、今年の2月7日から13日までの間、傘下の各百貨店が迎えた外国人消費者数は、去年の同時期より約50%増加したが、これらの消費者の平均消費額は逆に約15%減少したと伝えた。

大丸松坂屋百貨店は、中国人観光客の消費額が減ったと同時に、購入する商品の種類にも変化が生じていると述べている。同社関係者は、「中国人消費者は化粧品や子供服、他の家庭用日用品は購入されたが、ジュエリーや腕時計は減少した」と語っていた。

みずほ総合研究所のチーフエコノミストは、「爆買い」ブームのおさまりは円高と関係があるだけでなく、中国人観光客が観光体験をより重視するようになったことにも関係があると分析している。同氏の見解に基づけば、ショッピングに比べ、中国人観光客は現在、日本の博物館や田舎の生活により興味を持つようになったと言えるだろう。(提供/新華網日本語版・翻訳/薛天依・編集/武藤)