馬総統、中米2カ国訪問へ  退任直前の外遊に国民党から疑問の声/台湾

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(台北 26日 中央社)総統府は26日午後、馬英九総統が3月13日から19日まで台湾と国交を持つ中米のグアテマラとベリーズを訪問し、中米議会で講演を行うと発表した。馬総統は5月20日に退任予定で、今回が任期中最後の外遊になるという。

国民党の江啓臣・立法委員(国会議員)は同日の立法院(国会)質疑で、退任直前での外遊は「総統の卒業旅行」「税金の無駄遣い」といった市民からの批判は免れないと指摘。もし外交上の危機があれば両手を挙げて賛成するが、外遊の必要性に疑問符が付く場合、外交部は総統に対して適切な忠告をするべきだと語った。

これに対し、林永楽・外交部長(外相)は、国のトップ同士の交流は外交的に非常に大きな効果をもたらすと強調。中国大陸はラテンアメリカにおいて台湾の外交活動に圧力をかけており、馬総統自身が出向くことで最大の利益が得られると説明した。

今回の外遊には、林部長など7、80人が同行。往路で米国のヒューストンを、復路ではロサンゼルスを経由する。

(王承中、謝佳珍/編集:杉野浩司)