台湾会社員の平均月給、過去最高に  16万4千円強

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(台北 26日 中央社)行政院主計総処は25日、雇用者の給与と生産力に関する2015年の統計を公表した。平均月給は4万8490台湾元(約16万4500円)。前年比2.25%増で、過去最高となった。労働時間は月平均175.3時間で、前年より2.6時間減少した。

平均月給には、毎月の基本給や固定賞与のほか、ボーナスや残業手当などが含まれる。物価変動の影響を差し引いた実質平均月給は4万6782元(約15万8850円)となり、過去11年で最高の水準。2014年の平均月給は4万7300元(約16万600円)だった。

一年を通じた雇用者数の平均は738万5000人。2014年より11万人増えた。人数の増加が最も大きかったのは製造業で3万人。次いで卸売・小売業2万3000人、宿泊・飲食業1万6000人となっている。

(編集:名切千絵)