Doctors Me(ドクターズミー)- なんとなく日中ダルい…それって「かくれ不眠」かも!

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お仕事や家事に忙しいみなさん、いつもお疲れ様です。
しっかり睡眠時間は取れているはずなのに眠たい、でも病院に行くまでではない…と考えている方も多いかもしれないですね。

今回のテーマは「かくれ不眠」です。かくれ不眠について医師に話を聞きました。

「かくれ不眠」とは、どんなもの?

かくれ不眠は、心療内科や精神科に通院して専門的な治療を行う必要まではないけれども、睡眠がうまく取れているとはいえない状態を指します。
そのため、眠りの持続時間や入眠にかかるまでの時間、あるいは眠りの深さや熟眠感などに満足できていません。

「不眠症までではないけれど、いまひとつ自分の睡眠に満足できない」という方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

睡眠に満足できない例として以下のような感覚が挙げられます。
・寝付くのに時間がかかる
・眠りが浅いようで、夢ばかり見る
・ちょっとした物音ですぐ目が覚めてしまう
・目覚めたとき「深く眠った」「十分眠れた」という満足感がない

何か特別なことがあった日やイベントの前日に睡眠が浅くなったり、早く目が覚めたり、寝つきが悪くなったりするのは、だれでも経験のあることです。
しかし「最近何となくうまく眠れない日が続いてる」という方は『かくれ不眠』の可能性がありそうです。

「かくれ不眠」の原因は?

かくれ不眠の原因には、さまざまなものがあります。

以下のような場合、かくれ不眠に陥りやすい状態といえます。
・残業や受験勉強に時間をとられている
・シフト制の勤務などで生活が不規則、睡眠覚醒リズムが乱れている
・仕事やプライベートなどで悩みを抱えている
・何か夢に見るほどのプレッシャーがかかっている
・ストレスが強い

また、かくれ不眠の方には自分の睡眠をあまり重要視していない方もいます。
実際には満足とは言えない睡眠状態でも「眠りが浅い体質」とか「あまり眠らなくても大丈夫」などと考えて、知らず知らずのうちに自分の身体に負担をかけてしまっているケースもみられます。

「かくれ不眠」の解消方法

かくれ不眠の解消のためには、生活習慣や睡眠環境を少し変えることをおすすめします。
時間はある程度眠れているのに、日中眠かったり、朝起きにくい人は、生活習慣を変えることで睡眠の質が高められることがあります。

≪睡眠の習慣や環境の改善例≫
・寝具(枕やパジャマ)を見直す
・照明の具合を調整
・静かな音楽を聴く
・アロマテラピーの要素を取り入れる

睡眠が深まったり途中で起きることが減り、より深い疲労回復効果の高い睡眠がとれるかもしれません。寝室の環境の改善などが一つの有効な方法といえるでしょう。

要注意なのは、スマートフォンやパソコンの電子画面を寝る前に見てしまうことです。
まぶしい光に強い覚醒作用があるうえ、メッセージのやり取りなどをしてしまうと気になって深く眠れない原因にもなります。ご都合が許すなら、スマホなどは寝室に置かないほうが好ましいかもしれません。

【医師からのアドバイス】

睡眠の質は日中、仕事や勉強の能率に直結するものです。
深刻な状態でないからといって軽視せず「いい眠り」について真剣に考えてみてはどうでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)