▽2015シーズンは1stステージで2位の成績を残しながら、日本代表にも登りつめたFW武藤嘉紀のマインツ移籍や、守護神GK権田修一のオーバートレーニング症候群による離脱などもあり2ndステージは6位。それでも年間順位で4位に位置しAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフに出場。ACLプレーオフではチョンブリ相手に9-0と大勝し、2012年以来のACL出場権を獲得した。今シーズンは城福浩監督が復帰し、国内だけでなくアジアでの成績も期待される。◆2016シーズンのIN&OUT

【IN】

GK秋元陽太←湘南

DF駒野友一←磐田

DF柳貴博←FC東京U-18

DF室屋成←明治大

MFユ・インス←光云大(韓国)

MF水沼宏太←鳥栖

MFハ・デソン←北京国安(中国)

FW阿部拓馬←甲府

【OUT】

GK権田修一→SVホルン(オーストリア)※期限付き移籍

GKブラダ・アブラモフ→未定

DF太田宏介→フィテッセ(オランダ)

DF奈良竜樹→川崎F

DF松田陸→C大阪

MF三田啓貴→仙台※期限付き移籍▽昨シーズンの主力であるDF太田宏介、GK権田修一が退団。一方で、かつて磐田でFW前田遼一とのホットラインを築いていたDF駒野友一、鳥栖の攻撃の中心でもあったMF水沼宏太、韓国代表の経験もあるMFハ・デソンを補強。その他、湘南の正守護神だったGK秋元陽太、ドイツ2部を経験したFW阿部拓馬、そしてU-23日本代表のDF室屋成が加わっている。

◆期待の新戦力
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MF水沼宏太(日本)

1990年2月22日(26歳)

2015シーズン(J1):32試合7得点▽DF駒野やMFハ・デソンなど経験値のある選手を補強したFC東京だが、最注目の新戦力はMF水沼宏太だ。横浜FM下部組織出身の水沼は、鳥栖に加入後に才能が開花。4シーズン主力としてプレーし、鳥栖特有のハードワークに加え、アタッカー、パサーとしての能力を遺憾なく発揮。昨シーズンはキャリアハイとなる7得点を記録するなど、得点力もつけてきている。プレースキックも蹴ることができる水沼はFC東京の新たな攻撃の担い手になるだろう。

◆予想フォーメーション[4-4-2]
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GK:秋元陽太

DF:徳永悠平、森重真人、丸山祐市、駒野友一

MF:水沼宏太、米本拓司、ハ・デソン、東慶悟

FW:前田遼一、阿部拓馬

▽基本フォーメーションは[4-4-2]となるだろう。新加入組では、GK秋元陽太、DF駒野友一、MFハ・デソン、MF水沼宏太、FW阿部拓馬がスターティングメンバー候補か。ACLプレーオフでは新戦力も結果を残しており、各ポジションの選手層は厚い。オプションになるであろう[4-2-3-1]とした際には、FW前田遼一が1トップに入り、2列目はU-23日本代表MF中島翔哉、MF河野広貴、MF橋本 拳人ら多くの選手が控えている。

◆2016シーズンの注目ポイント

▽FC東京としては、J1のタイトルはもちろんのこと、4年ぶりとなるACLでの戦い方に注目が集まる。代表選手として経験値のあるFW前田、DF駒野、DF森重に加え、新加入の韓国代表MFハ・デソンも大きな戦力となるだろう。アウェイへの移動も含め、復帰した城福浩新監督の選手起用も気になる所。二足のわらじをどの様に履きこなすのか、選手のパフォーマンスはもちろんのこと、監督の手腕も問われるシーズンになるだろう。