スズキが2月18日に発売した全車マイルドハイブリッド採用のコンパクトクロスオーバー「イグニス」。

日常で便利に使えるだけでなく、週末にはアウトドアをはじめとした余暇の行動範囲を広げる新ジャンルの小型車ということで、さっそく市販モデルに試乗してみました。

減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動を担うモーター機能付発電機「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自の低燃費システム採用しており、再始動時の音や振動は皆無。

加速時には最長30秒間のモーターアシストによりエンジンの負担を軽減しており、軽快な出足を実現しています。

圧縮比を12.5にまで高めた1.2LのK12C型デュアルジェットエンジンは、最高出力91ps/6,000rpm、最大トルク12.0kgm/4,400rpmを発生。

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「MZ」グレードでは、約45km/h〜約100km/hで設定可能なクルーズコントロールを装備、7速マニュアルモード付のパドルシフトを使ってCVTながらも小気味良い走りを楽しめます。

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車両サイズは全長3,700mm×全幅1,660mm×全高1,595mmとコンパクトながらもホイールベース2,435mmを確保。

それでいて最小回転半径を4.7mに抑えるなど、狭い道でも小回りがききます。

ソリオと共通の軽量・高剛性な新プラットフォームを採用しており、ボディにも高張力鋼板を全体の50.1%(重量比)に採用。

最上級グレード「MZ」でも車両重量は880kgと軽量で、走り出してすぐにその効果を実感します。

キャビン内における加速時のエンジン音量は車格相応ですが、定常走行では静粛性が確保されており、車外音、ロードノイズ共に低く抑えられています。

また足廻りではコーナリング時のロールを抑えつつも、突起乗り越し時に突き上げ感の無い、スズキ車らしいフラットな乗り心地に仕上げられています。

エクステリアではオートレベリング機構付ヘッドランプやポジション、フォグをはじめ、LEDランプを標準装備(MZグレード)しており、見た目も豪華。

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インテリアに目を移すとスピードメーターの目盛りが200Km/hまで刻まれており、思わずニヤリとさせられます。

シンプルなデザイン基調ながらもセンターにiPad風のモニターを装備するなど、視認性や使用性にも配慮。

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俯瞰映像を表示する全方位モニター付メモリーナビゲーションをオプション設定しており、iPhoneをより安心・快適に楽しめる「Apple CarPlay」にも対応しています。

安全装備では歩行者の認識が可能なステレオカメラ方式による衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」をセーフティパッケージ(メーカーオプション)として用意。

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気になる燃費はマイルドハイブリッドシステムの恩恵でJC08モードで28.8km/L(MGグレード)を確保。

同車の車両価格は138.2万円〜となっており、リーズナブルな価格帯の割に商品性が高い一台となっています。

スズキによると、「イグニス」は欧州をはじめ海外にも展開する計画のようで、今後の反響が注目されます。

(Avanti Yasunori)

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