浙江省のメディア、銭江晩報によると、同省杭州市の蕭山空港を26日午前7時7分に雲南省のシーサンパンナ(西双版納)に向けて離陸した旅客機が、機内でネズミと見られる動物が目撃されたため、引き返した。衛生上の問題もある上に、ケーブル類をかじられた場合、安全運航に影響が出る可能性を否定できなかったからという。(イメージ写真提供:123RF)

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 浙江省のメディア、銭江晩報によると、同省杭州市の蕭山空港を26日午前7時7分に雲南省のシーサンパンナ(西双版納)に向けて離陸した旅客機が、機内でネズミと見られる動物が目撃されたため、引き返した。衛生上の問題もある上に、ケーブル類をかじられた場合、安全運航に影響が出る可能性を否定できなかったからという。

 シーサンパンナはタイ族が暮らす雲南省南部の観光地だ。機内は子連れの乗客が多くほぼ満席状態だったという。引き返す理由の説明がなく、着陸しても機内で長期間にわたり待機させられたという。乗客は比較的穏やかにしていたが、「タラップを漬けるのに、なんでこんなに時間がかかるんだ」、「なんで引き返したんだ」、「また飛ぶのかな」、「行き先を全部予約しているのに」などの声が出たという。

 飛行機を降りる際、乗客らは口々に客室乗務員に引き返した理由を尋ねた。その時になってはじめて、機内でネズミが目撃されたことと、検疫担当者が到着して、機外に出られることになったとの説明があったという。乗客からは「こんなに待たせるなら、猫を連れてくればよかったじゃないか」などの声も出たという。

 引き返したのは長龍航空のGJ8873便。長龍航空は、機内でネズミらしき動物が目撃されたため、安全と衛生面を考慮して機長が引き返すことを決定したと説明した。ネズミがケーブル類をかじり、安全運航に影響が出る可能性を否定できなかったからとおいう。

 同便が蕭山空港に戻ったのは午前8時23分だった。安全面の問題は出なかった。長龍航空は乗客の別の便への乗り換えの手続きを行い、引き返した旅客機については機内の消毒とネズミ駆除の作業に着手したという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)