中国新聞社、新浪網など中国の複数のメディアは26日、中国政府・財政部の楼継偉部長(財政相)が同日午前、上海で始まったG20のフォーラムに出席した、中国人が世界各地の商店で「品切れ」を発生するほど大量の商品を買うのは、中国政府による商品や市場に対する監視や管理に、行き届かない面があるからと発言した。

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 中国新聞社、新浪網など中国の複数のメディアは26日、中国政府・財政部の楼継偉部長(財政相)が同日午前、上海で始まったG20のフォーラムに出席した、中国人が世界各地の商店で「品切れ」を発生するほど大量の商品を買うのは、中国政府による商品や市場に対する監視や管理に、行き届かない面があるからと発言した。

 楼部長は、いわゆる「爆買い」が発生している背景にはまず、中国人は高品質の製品を求めるようになったことがあると指摘。中国人が大量に購入することで、高級ブランドのバッグから紙おむつまで、さまざまな商品が「品切れ」になる現象も発生しているが、「中国がこれらの品を作れないわけではない」と主張。

 問題は、品質から環境問題、知的財産権まで、当局側による監視や管理に行き届かない面があるので、消費者が安心できないことと述べた。

 中国国内でも、同じ主張は繰り返されてきたが、閣僚が公式の場で認めるのは極めて異例だ。

 同記事に対しては「監督部門や企業は恥ずかしく思え! 国は反省せよ!」、「(楼部長の発言は)理屈にあっている」、「問題が出てくる場所は企業。根っ子は政府」などのコメントが寄せられている。

 同記事は、新華社が速報・配信したが、日本時間同日午後2時半の時点で、新華社のニュースサイト「新華網」では閲覧できない状態になった。(編集担当:如月隼人)(写真は中国新聞社の26日付報道の画面キャプチャー)