26日、韓国でテロ防止法案の国会通過に反対する野党の「無制限討論(フィリバスター)」が続く中、国会の外でも、市民らが1人ずつマイクを通してテロ防止法案に対する意見を主張する「市民フィリバスター」が開催されている。写真は韓国の国会議事堂。

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2016年2月26日、韓国でテロ防止法案の国会通過に反対する野党の「無制限討論(フィリバスター)」が続く中、国会の外でも、市民らが1人ずつマイクを通してテロ防止法案に対する意見を主張する「市民フィリバスター」が開催されている。

韓国紙・ハンギョレなどによると、「参与連帯・進歩ネットワーク」などの市民団体は23日午後8時30分から、ソウル永登浦区の国会前で、テロ防止法案の国会通過に反対するための「フィリバスター」を続けている。参加者らは「国民の安全のためなら国民のプライバシーを侵害できるという発想が理解できない。国民の安全を強調するのと同じくらい、国民のプライバシーを守る政府になってほしい」「今必要なのはテロ防止法ではなく国家情報院改革だ」「市民にとっての本当のテロは核発電所や青年失業だ」などと主張。歌を歌ったり、詩をよみ上げる市民もいるという。

23日午後7時6分に「共に民主党」のキム・グァンジン委員から始まった野党の「フィリバスター」リレーは、26日11時現在も続いている。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「どうか国民の声を聞いてほしい」
「大韓民国万歳!独島(竹島の韓国名)は韓国の土地、民主主義は国民のもの!政府を憎んだことはあるが、祖国を憎んだことはない。韓国は民主共和国であり、国の主人は国民だ」

「国民が力を合わせてテロ防止法の成立を防ごう」
「このままでは、政府を批判するコメントをネット上に書き込むこともできなくなる。自分の意見を述べたら逮捕されるなんておかしい」

「名前を国民統制法に変えるべき」
「フィリバスター世界最長記録を樹立しよう!」

「ソウルの中心でテロが発生した後に通過させるつもり?」
「北朝鮮がテロを起こすと言っているのに、テロ防止法を通過させるなと言うのは、北朝鮮を擁護しているということだ」(翻訳・編集/堂本)