日本、中国、韓国の3カ国のうち、もっともサッカーが強いのはどの国だろうか。中国メディアの南方網はこのほど、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の2002年から15年までの対戦成績を分析し、各国サッカーの実力を評価した韓国メディアの記事を紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本、中国、韓国の3カ国のうち、もっともサッカーが強いのはどの国だろうか。中国メディアの南方網はこのほど、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の2002年から15年までの対戦成績を分析し、各国サッカーの実力を評価した韓国メディアの記事を紹介している。

 記事はまず韓国と中国の実力について比較。ACLで韓国のチームは中国のチームと76回対戦しているが、対戦成績は韓国の38勝17敗21分。最近5年間では45戦し、対戦成績は韓国の20勝9敗16分。さらに14年は韓国の3勝2敗3分、15年は4勝3敗3分となっており、中国は徐々に韓国の実力に追い付きつつあることがわかる。

 2010年以前の中国は韓国に対して「蛇ににらまれたカエル」のように全く勝てない時期があった。しかし中国がここ数年優秀な外国人選手を獲得しているため、こうした状況に変化が生じている。韓国のクラブが財政危機に陥った際、優秀な外国人選手が韓国から中国に移籍したことも関係しているという分析もある。

 記事はまた中国と日本の実力を比較、日中のクラブチームは77戦しているが中国の29勝27敗21分という成績となっている。最近5年間では中国の18勝15敗14分、15年は中国の5勝3敗4分だった。また、日本と韓国の戦績については93戦中、日本の38勝35敗20分となっている。最近5年間では日本の21勝19敗13分であり、15年は日本の7勝3敗2分と明らかに日本が優勢を保っている。

 記事は中国スーパーリーグの実力が絶えず向上していると指摘、韓国との実力差を縮めており、日本に対してはわずかに上であると説明。中国サッカークラブの財政規模は大きく、15年には中国の広州恒大はブラジル代表選手を多額の移籍金で獲得した。こうした選手が中国のクラブチームの実力を大きく向上させていることは否定できない。

 FIFAが4日に発表したFIFAランキングは韓国が53位、日本は58位、そして中国は93位となっている。中国サッカーの実力はまだ外国人選手の力に頼るところが大きいといえる。ただ優秀な外国人選手が中国人選手のレベルを底上げするという効果も当然生じる。時間をかければ中国が真の実力を身に着けワールドカップ本大会の常連となるのも夢ではないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)