25日、国民の4人に1人が精神疾患にかかった経験を持つという韓国で、政府が対策に乗り出した。資料写真。

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2016年2月25日、韓国・聯合ニュースによると、国民の4人に1人が精神疾患にかかった経験を持つという韓国で、政府が対策に乗り出した。

韓国政府はこの日開いた国家政策調整会議で、こうした問題解決のための「精神健康総合対策」の5カ年計画を定めた。11年に行われた調査では、国民の24.7%が不安、気分障害、アルコール使用障害、精神病的障害などの精神疾患を1回以上経験していることが分かっている。

今回の政府の対策は、来年以降、精神科の専門医院以外の内科・家庭医学科医院などでもうつ病や不安といった精神疾患の体系的な診断を受けられるようにする。精神面での問題を自覚していない患者がけがや病気などで町の医院を訪れた際、精神疾患の兆候を早期に発見するためだ。

政府は合わせて、精神健康医学科の外来診療における患者の本人負担額を減らす取り組みも進める。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「日本では精神病院をメンタルクリニックと呼んで、強いストレスを受けた時なんかには気軽に行くよ。韓国では病院に行く人を変な目で見る人が多いけど、そういう人こそ時代遅れだと思う」

「今の韓国は、まともでいられる世の中じゃない」
「ストレスだらけの社会だからね。かわいそうな国民…」
「はっきり言って、こんな国(不動産、雇用、南北の対立)で精神病にかからない方が普通じゃない」

「国民が精神病患者なら、国も精神病の国ということか」
「言ってしまえば、精神病は誰にでもある。程度の差だけだ」
「うつ病で精神科に通うと、かかるお金のこともあるけど、就職や保険に入る時にどんな不利益があるかと心配で病院に行けない」

「肯定的な考え方が必要なんだろうけど、そういう考え方を強要するのも無理がある。精神的、社会的な緩衝装置が必要だ」
「うつ病で保険が利かないことからまず変えないと、国が続かない」
「精神疾患なんて言わずに、『脳の風邪』とかにしたらどうかな」(翻訳・編集/吉金)