24日、中国の離婚率は長年上昇の一途をたどっており、離婚は今では珍しいことではなくなった。

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2016年2月24日、中国の離婚率は長年上昇の一途をたどっており、離婚は今では珍しいことではなくなった。雲南省大理白族自治州では昨年より離婚手続きの予約制を導入し、正式な離婚手続き前に1週間の「クールダウン期間」を設けている。予約制の実施から1年でどれほどの効果が得られたのだろうか?追跡調査を行った。新華社が伝えた。

▼7日間の「クールダウン」で予約者の約半数が離婚取りやめ

「まず予約して、二人でもう一度じっくり考え、来週もう一度来てください」。簡単な一言にすぎないが、この言葉により過去1年間で現地の4500組以上の夫婦が離婚を取りやめた。昨年2月1日より、同州の12県・市で離婚手続きの予約制が全面的に導入された。離婚したい夫婦はまず、「離婚手続き予約表」を提出し、7日後に正式な離婚手続きを行う。

同州民政局の王兆[火韋](ワン・ジャオウェイ)局長は「クールダウン期間を置くのは、離婚したい夫婦に冷静になる時間を与えるため。熱くなった頭を冷やし、この結婚を本当に終わらせなければいけないのかについてよく考えてもらう」と語った。

2015年12月31日までの約1年間で、同州の民政部門が受理した離婚手続き予約は9571組。うち、1週間後に実際に離婚手続きを行った夫婦は5040組、行わなかった夫婦は4531組と、約47%の予約者が離婚を取りやめている。

▼離婚予約制、当初は賛否両論も

社会の価値観が多元化するなか、離婚手続きの予約というやり方にも初めは賛否両論が巻き起こった。夫婦を離婚の危機から救う積極的な模索だという人もいれば、個人の自由を妨害すると反対する人もいた。

昆明盈科弁護士事務所の李承蔚(リー・チェンウェイ)弁護士は「法的な角度から見ると、離婚予約制は離婚手続きの人情的な調整であり、夫婦を離婚の危機から救うのにある程度の役割を果たす」との見方を示す。

ある昆明市民は、「離婚予約は理性的な結婚観念を取り戻すのに役立つ。予約してから離婚が確定するまでの間に、夫婦は結婚関係に対する認識を新たにできるかもしれない」と語る。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)