左から小田垣陽子さん、実利くん、利和さん

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(桃園 25日 中央社)桃園市政府は24日、市内で22日に開幕した「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)に招かれた日本のNPO法人や千葉県の各自治体、企業から、南部で6日に発生した地震の被災地に対する募金が寄せられたと発表した。合計金額は約355万円。鄭文燦市長は、日本からの心遣いに謝意を表した。

千葉県の訪問団は23日、東日本大震災時の台湾からの援助に対して感謝するとともに、台湾南部地震の犠牲者に哀悼の意を伝え、桃園市に台南への支援金を託した。募金の内訳は、成田市5万7100台湾元(約19万2260円)、同仲之町地区1万6700元(約5万6230円)および1万1000円、多古町10万円、芝山町10万円、成田国際空港3万元(約10万1000円)。また、NPO法人「育桜会」(東京都世田谷区)は夕食会の中で、300万円の寄付を発表した。

22日に開幕パレードとして行われた山車行列に参加した仲之町地区のメンバーの中には、東日本大震災で被災した岩手県宮古市出身の女性と、復興後に同地で生まれた3歳の男の子の姿も。同市の3977世帯は震災時、台湾の仏教団体から計1億9885万円の住宅見舞金の支給を受けた。父親の小田垣利和さんは、台湾への感謝を何度も口にし、今回の訪台を「恩返しのため」だと語った。台湾南部地震への募金もしたという。

(邱俊欽/編集:名切千絵)