Cセグメントの中で「速い」モデルといえば、知名度抜群のゴルフGTIをはじめ、ゴルフR、アウディRS3スポーツバック、2.0Lターボから381ps/475Nmという圧倒的なスペックを叩き出すAクラスの最強の「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」、BMW「M135i」、3ドアのメガーヌR.S.などがあり、よくもこれだけの輸入車が揃ったものだ! と驚かされるほどの充実ぶりになっています。

日本車では限定販売のホンダ・シビック タイプRくらいしか思いつかないのは残念ですが、選択する方にとっては悩ましいほど選択肢が広がっています。

プジョーが2月22日に販売を開始した「308GTi by PEUGEOT SPORT(バイプジョースポール)」は、1.6L直列4気筒ターボと6MTのみという組み合わせ。

ゴルフGTIやRにも昨年MTが追加されましたが、同じくMTのみのメガーヌR.S.(3ドア)よりも5ドアのプジョー「308 GTi by PEUGEOT SPORT」の方がユーザーにとっては選びやすいといえるでしょう。

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ただし「308 GTi by PEUGEOT SPORT」は、左ハンドルのみの設定なので、この点で躊躇する方もいるかもしれません。試乗していないので分かりませんが、ペダルやステアリング配置など、右ハンドル化のネガはないのは利点でしょう。

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1.6Lターボはベース車の200psから新インタークーラーや専用ESCなども含めて燃焼効率の最大化により、270ps版と250ps版を用意しているのもユニーク。なお、最大トルクは2つの仕様ともに330Nmとなっています。

また、トランスミッションのローギアードセッティング(最終減速比)によりダイレクトな加減速を実現しているほか、トルセンLSD(270ps版専用)により駆動輪左右の回転差が制限され、パワーを確実に路面に伝えるなど、徹底した走りへの対策が施されています。

ほかにも、専用サスペンションや大径フロントブレーキディスク、「PEUGEOT SPORT 4ピストンブレーキキャリパー(270ps版向け)などを装備。ハイパワーや走りだけが魅力ではなく、アイドリングストップの採用はもちろん、JC08モード燃費は15.9km/L(270ps)を達成しています。

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外観では、PEUGEOTレッドロゴ&ライオンエンブレムつき専用フロントグリル&バンパーをはじめ、ブラックドアミラー、フロント&サイドスカート、リヤアンダーガーニッシュ&デュアルエキゾーストエンド、GTi バッジ(フロントフェンダー&テールゲート)、専用19インチアルミホイール(270ps/写真赤)、18インチアルミホイール(250ps/写真青)がレーシーな雰囲気を演出。

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レッドステッチが印象的なインテリアでは、「PEUGEOT SPORTフロント・バケットシート(270ps)、スポーツシート(250)」をはじめ、革巻小径スポーツステアリング、テップレザーダッシュボード、インストルメントパネルのほか、9スピーカーHi-Fiオーディオ(サブウーファー、デジタルアンプ付)、アルミペダル&シフトノブ、ステップガードを装備。

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価格は「308 GTi 250 by PEUGEOT SPORT」が385万円、「308 GTi 270 by PEUGEOT SPORT」が436万円という設定。

ベース車のプジョー308は、しなやかな乗り味と操縦安定性を兼ね備えていますから、スポーティな「308 GTi by PEUGEOT SPORT」にも期待が高まります。

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(塚田勝弘)

Cセグメントのホットハッチ市場にプジョー308が「GTi by PEUGEOT SPORT」参戦!(http://clicccar.com/2016/02/25/355694/)