25日、未成年者に対する性的暴行を自供していた男性に対し、韓国の最高裁が無罪を言い渡していたとの報道に、韓国のネットユーザーから疑問の声が寄せられている。写真はソウル。

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2016年2月25日、韓国・聯合ニューステレビによると、未成年者に対する性的暴行容疑により1審で実刑を宣告された男性に対し、韓国の最高裁が無罪を言い渡していたことが明らかになった。

韓国の大企業で研究員を務めていた男性は、ソウルの繁華街で酒に酔った未成年の少女に対し性的暴行を加えた疑いで検挙された。1審は「最初の犯行後にも示談を目的に被害者に連絡し、2次被害まで与えた」として男性に懲役3年と2000万ウォン(約180万円)の罰金を言い渡していた。

しかし控訴審はまったく逆の判断を下した。「少女は普段と比べはるかに少ない量の酒しか飲んでおらず、抵抗は可能だった」として、男性に無罪を言い渡したのだ。男性と一緒にいる間、少女がスマートフォンを使っていたことなど、店の従業員の目撃証言が決め手となった。その後、最高裁も2審の判断を支持、男性の無罪が確定した。

男性が1審で犯行をすべて自供していたにもかかわらず無罪となったことについて、聯合ニュースは今後の判決に少なからぬ影響を与えると報じている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「最近の最高裁はおかしい」
「ひどい国だ」
「自分の子どもが被害者でも無罪を出すんだろうね?」
「大企業の社員だから大目に見たのか?将来有望だから?あ、裁判官の後輩かな?」

「社会不適応の人ばかりが裁判官になってるみたいだ」
「裁判官は現実を知らな過ぎるよ」
「裁判官にとっては、他人事じゃないのかも。自分もいつか被疑者席に座るかもしれないから、有罪の前例を作るわけにいかないんだよ」

「10代の少女が抵抗して殴られて死なないと、性的暴行だと認めてもらえないのか?」
「裁判官の娘が何人か被害に遭わない限り、ちゃんとした判決は出ない」
「理解不能。未成年者が『普段より少ない酒量』って、そこがまず分からない」
「女性大統領の政権でこんな判決が出るとは、実におかしな国だ」(翻訳・編集/吉金)