2050年には世界人口の半数に当たる約50億人が近視になり、そのうち約10億人は失明リスクがあるという予測をオーストラリアのブライアン・ホールデン視覚研究所が2016年2月発表した。

背景には、スマートフォンやパソコンなどデジタル機器を間近で見続ける生活習慣が広まったことがあり、子どもたちへの対策が必要だと警告している。

同研究所の推計によると、2000年時点では世界人口の22.9%に当たる約14億人が近視で、うち約1億6000万人が強度の近視だった。今後も増加し続け、2050年には予測世界人口の49.8%に当たる約47億6000万人が近視となり、約9億4000万人が強度の近視になる。強度の近視は失明リスクの1つだ。

対策として、(1)早い段階から近視治療を行い、子どもの眼科診断を徹底させる(2)デジタル機器を見続ける時間を減らし、屋外で過ごす時間を増やすよう促す、などを挙げている。