株主優待名人の桐谷広人さんが 2014、2015年のNISAでの全売買を完全公開! 売買から判明した株式投資の勝利の法則とは?

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株主優待株投資家として有名な桐谷広人さん。いかに株主優待を使いこなすかなどに注目が集まりがちだが、実は株式投資そのものの腕もたいしたもの。そこで過去2年間のNISA(少額投資非課税制度)での記録を完全公開。売買からわかった極意とは?

配当金の受取りは予想以上にデカイ!
しかも年々積み重なって増えるケースも

 NISAの制度が始まってから2年。桐谷さんのNISAの成績を取材すると、含み益だけでなんと47万円超!スゴイじゃないですか。

「いえいえ、それほどでも。でも、高配当の株主優待株を選ぶようにしたので、実質はもっとプラスですよ」(桐谷さん)

 そこで、株を買ってから実際にもらった配当と株主優待の金額も計算すると、1月末時点で配当5万6000円、株主優待7440円で、実質利益は約54万円に。

「NISAは値上がり益だけでなく配当も非課税になる制度。その恩恵を存分に受けなくちゃと思って、買った株は全部まだ売ってません」(桐谷さん)

 株を持ち続け、配当をもらい続けたほうがNISAの利点が活きるわけだ。しかも高配当なので、長く持つほど利益の積み重ねも大きい。

 ただ反省点もあると桐谷さんは言う。

「特定口座なら絶対に売っている局面で、売り惜しみをしてせっかくの値上がり益を取れなかった。これは本末転倒でした」(桐谷さん)

 2014年に買った、イオン(8267)やブロードバンドタワー(3776)で売りタイミングを逃してしまったことが悔やまれるという。

 非課税で得するのは配当金額の約2割。それが最大5年続くということは、配当1年分相当が損益の分岐点といえる。値上がり益がそれ以上になれば売却を検討してもいいだろう。

2015年に買った電業社機械製作所(6365)も高値で売り抜けるチャンスがあった株だが、これは気長に持ち続けるつもりだという。

 過去2年の成績をトータルでみても、かなりスゴイの一言。桐谷さんの実際の売買を参考にして、2016年のNISAで儲けよう。